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老父のつぶやき

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2015年07月06日
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カテゴリ:職業人復活

開発部隊にとって計測機器というのは命ほどに大切なツールだが、パソコンというものが繋がりはじめてから、これを大事に使うことに疑問を感じることが少なくない。特にここ20年くらいだろうか、windows95から7までバージョンアップが急激に進み、インターフェースの全く合わないもの、ドライバが都合できなくなったものなどが続出している。

今の若い人にセントロニクスとか言う言葉は通じないと思うが、ライセンサーであることの証明をするドングルがセントロ仕様のものはもう自作以外にパソコンを手に入れることは出来ない。かと言って、パソコンに合う仕様のソフトは何も機能が変わらずに200万円もする。電子顕微鏡用のカメラは1000万円。これはかろうじてIEEE1394なのでまだ通用するが、同時にRS232Cも使用する。

いまやPCのインターフェースはUSB一色といっていいほど。今実験室でもっとも古いのはwin2000だが、プリンタが壊れてもOSはとっくの昔にサポ−トから外れている。データを取り込んで処理する機械はまだ辛抱や工夫のしようもあるが、GC/MSと呼ばれるようなものは超高真空のターボポンプ制御もPCでやっている。これが暴走したりしたら大変だ。1000万円からの機械の心臓部が壊れることになるのである。

メーカーはもちろん商売だからいつかは壊れてくれないと商売にならないが、ユーザは壊れたら明日から困る。10年を超えるとPCも機器もかなり劣化してくるが、大事に使えば使うほど使えなくなるリスクが高くなってくる。もちろんコストもカットが前提、償却期間が過ぎたからと買い替えてくれるほど甘いものではない。

20年以上使っている機器が珍しくない職場のリスクは高いが、思い切って壊すことも出来ない。 割と通用するのは「保守部品がない」だろうか。

 






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最終更新日  2015年07月06日 22時59分12秒
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