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テーマ:ニュース(100171)
カテゴリ:コーラス
森喜朗氏がリオデジャネイロオリンピックの選手壮行会で「君が代を歌えない選手は代表ではない」などと言ったという。国歌斉唱でなく独唱のプログラムだったらしいので何とも音痴な話だが、数年前にあった兵庫国体の地区開会式で君が代を歌わされた。ところが長らくテナーを歌っている私にはこの歌の音域が非常に偏っているので歌いにくい。 極端な言い方をすれば5線よりも下は歌声にならないのである。歌声らしくなるのはラ位から上なのだが、君が代はこれよりも下の音が多い。ぼそぼそと歌うのに適した音域だ。それを「大きな声で歌え」と言われても、低い音は出ないのである。 一方吹奏楽は吹けば音は出る。伴奏の筈が主役になっていた。もし君が代でなく「さくらさくら」だったら・・・高音域を生かしてフルパワーで歌えたと思う。歌には好き好きもあるから国歌として何が良いかは別に議論しなきゃいけないが、この歌は歌いにくいと思う。 近年は全体に声が高くなっている傾向があると聞く。 ますます「ぼそぼそ歌い」の傾向が出るのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年07月06日 22時11分05秒
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