|
テーマ:ニュース(99464)
カテゴリ:政局
毎年のように日本から受賞者が出るのは喜ばしいことだ。共同受賞が多かった中、今年は単独で「オートファジーに関する研究」が受賞した。しかし、単純に喜んでばかりはいられないと思う。こういった受賞は過去の研究なのである。国立大学の法人化により教授の仕事は「カネを集めること」に軸足が偏っている。
こういったスポンサー付きの研究は短期の結果が要求される。短期で結果のでる研究ばかりになると独創性とか基礎研究なんてのは隅に押しやられてしまう。「面白いこと」ではなく「儲かること」が前に出てくるとノーベル賞の可能性はどんどん低くなるだろう。発想の転換が出来なくなるからだ。「ひとつのことに集中する」のと同じ程度に「広く見渡せる脳」が必要なのだ。 このような教育行政の元ではおそらく20年で日本の技術は枯渇するだろう。「技術立国」首相の好きそうな言葉だが、やっていることは反対のことばかり。中国の脅威をあおり、沖縄では横暴を働く。司法も取り込む。「不自由・非民主」である。 およそ安倍首相には「庶民感覚」はわかるまい。生まれた時から税金生活なんだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月04日 22時42分01秒
コメント(0) | コメントを書く
[政局] カテゴリの最新記事
|
|