|
テーマ:今日の出来事(292794)
カテゴリ:分類困難
大正生まれ、七十八才でなくなった父の十七回忌がやってくる。昨日までの暖かさが一変、冬への逆戻りかというような寒い日になった。よく昨日までに外回りの掃除を済ませておいたことだと胸をなで下ろす。
昼前には、もう少し強い雨になっていたのでだいぶ降っていたのではないかと思う。仏壇の掃除というのは時間ばかりかかってどれだけきれいになったのか、誠に分かりにくい。使った道具の汚れを見て少しきれいになったのかなと思う程度だ。 そういえば退職して初めて迎える法事。女房の手術で入院中の家事やら病院送迎で忙しい日々だったがこれが終われば少し余裕が出てくるだろうか。退職した父親が「うざい」と疎まれるドラマがあるというが、常に自閉症に対して共に戦ってきた身には少し羨ましいような気もする。長男の嫁も手伝いに来てくれて、仏具の扱いやらも少しずつ覚えてもらわないといけないが、母親が生き続けていれば次は8年後か。 法事の流れもビジュアル情報で残さねばならない時代。言葉だけでは伝わらない。 家族葬が増えて講中でも密葬のようにする人が出てきた。家族葬になったらますます寺院から葬儀屋に実権が移るだろうなあ。「うちの門徒に紹介して」と走る寺院が目に見えるようだ。これだけ人口が流動化したら、寺院も安泰ではいられるまい。 宗教は葬儀も仕事だが、「人の生き様」という哲学が基本だったのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月31日 22時28分50秒
コメント(0) | コメントを書く
[分類困難] カテゴリの最新記事
|
|