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テーマ:田舎暮らし(85)
カテゴリ:読書感想文
女性蔑視の代名詞と言うべきか。
浄土真宗の御文章は蓮如上人の手紙だと聞かされているが、その中にこの言葉が何度も出てくる。 wikiによれば五障(ごしょう)とは、ブッダ入滅後かなり後代になって、一部の仏教宗派に取り入れられた考えで、女性が持つとされた五つの障害のことである。「女人五障」ともいう。女性は梵天王、帝釈天、魔王、転輪聖王、仏陀になることができない、という説である。(以上引用)本来ブッダの説いたものから変質しているようだ。 三従(さんしょうとも読むらしい)は「生まれては親に従い、嫁しては夫に従い、老いては子に従う」と言うやつで、これを並べて使うのは何やら木に竹を接いだような気がする。 まあ、書いた時期がもう数百年前の事で、今とは同列に語れないが、出産した女性を祭りに出さなかったり、女の子を屋台に乗せないなどの習慣はあるようだ。ただ、少子化になっているので今は制限が緩くなっているそうだ。しかし、男子とて母親無しには生まれないのだが。あえて罪があると言うならキリスト教でいう「原罪」を持った子供を産み出す、と言うくらい無理なこじつけが必要だ。 信者の寄進で成立している宗教団体が、子供を産み出す女性を蔑視と言うのはどうも理屈に合わないが、「宗教は理屈ではない」と言ってしまえばそれまでかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年09月25日 21時17分52秒
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