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テーマ:今日の出来事(289272)
カテゴリ:山行き
山を歩いているといろんなものに出くわす。鹿はよく見かけるが、時としてこんなものも。
のぞきの趣味はないが、頭をかすめて何か飛んでいったので見ると、交尾中のアブだった。トンボが抱え込むようにして産卵させているのは時々見るが、アブのこんな格好は初めて見た。どちらが雄か雌かも分からないが、どうも昆虫の交尾は概して時間がかかるようだ。 以前に自宅でアゲハの交尾を見たことがあるが、これと似たような形で、3時間経ってもゆっくり羽を動かしながらつながっていた。何でもチョウは生殖器に鉤のような構造があり、離れられなくなって、終わればちぎれて死んでしまうのらしいが、こんなに長時間かけていては鳥なんかに捕食されるんじゃないかといらぬおせっかいの気分になる。 こういう格好で空中でつながると一方は後ろに向かって飛ぶ羽目になるだろう。事実そうなっていた。トンボが空中停止をするのは知っているが、アブが後ろに飛べるとは知らなかった。昆虫の飛翔システムも奥が深そうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年08月01日 21時06分07秒
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