兵庫県は毎日陽性者の発見数を発表しているが、自治体と福祉管理事務所とが分けて報告されるため、実像が見えにくくなっている。昨日発表された50人余の派遣業のクラスタは派遣先が単一なので公表しないという。このあたり、犯人探しにすぐ乗って行く人が多いのか、SNSの迷惑な使い方なのか、憶測でものを言う人が多いということなんだろう。
どちらにしてもコロナの蔓延が続いているのは事実のようなので、12月に亡くなった母の四十九日もどうしたものかと逡巡し、私の兄弟、すなわち子供だけでやろうということにした。母の義理の兄弟も既に連れ合いを亡くしたり、高齢で動けなかったりで(無理もない、一番若いのが90才だ)断ってきた。母の実家の方も末っ子らしく、皆他界していていとこが跡を取っている。
四十九日の意味は「葬儀でお世話になった人に感謝する」ことらしいが、「昼間も会食は控えよう」などとなったら「触らぬ神にたたりなし」ということに収束してしまった。子供も孫も来ない、まことに静かな法事だが、自分がキャリアの可能性が否定できない、では「おこもり」しかない。仕出し屋も大きな影響を受けていることだろう。
いや、一番怖いのは坊さんかも知れない。檀家の数だけリスクがあるということなんだから。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう