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テーマ:マル秘の統一教会(115)
カテゴリ:失職・再生の遍路
紙面を賑わせる「統一教会」の名前。勝共連合という組織があるのを知ったのは学生時代だ。昭和45年頃、東大闘争やら新宿駅騒乱、少し遅れてあさま山荘事件、全共闘華やかなりし頃だ。
立て看板を学生自治会が並べていたが、木枠にベニア板を張り、その上に模造紙とポスターカラーで書きつけていた頃だ。ある日のこと、勝共連合と称して、緑色に塗った看板にレタリングと思しき黄色の文字で作り上げた綺麗な立て看板が現れた。見るからに金のかかっていそうな立て看板だった。 学生運動に熱心だっった同級生に「勝共連合って何だ?」と聞くと「一言で言えば右翼だな。俺たちとは大分考えかたが違う」彼は民青だったからそりゃあ違うだろう。しかしあんな綺麗な立て看板はそうあるもんじゃ無いと思った。程なく立て看板は無くなった。 それっきり今まで接触はないが、街頭での勧誘でも声かけはなかったが、「あなたは神を信じますか?」には何度か声をかけられた。これが勝共と関係があるかは知らないが、「私はミッションスクールです」「カトリックです」と言うとなぜかそれ以上絡んでこなかった。学校で「神が人間を作った」と話されたときに「いや、むしろ都合の良い存在として人間が作ったのが「神という概念」ではないか」と反論して先生を困らせる、困った高校生だった。 実際初詣にも女房に引っ張って行かれるが、手を合わせてものを思ったことがない。無心で数秒間を過ごす。願うこともない。その代わり意に沿わない結果でも神を恨んだことは無い。 祟りの宗教は怖いが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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