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カテゴリ:読書感想文
自閉君は月に2回のプール教室の後は必ず「兵庫県立こどもの館」の図書室に行く。1時間ばかり本を漁って帰るのだが、その時間は私も適当に本を見る。「こどもの館」とは言うものの、こども向けの本ばかりでもない。「三国志」が子供の読む本かと言えば賛否あるだろうが、小学生でも読めそうな三国志も、高校生くらいでないと無理かなと思う本もある。なかなか楽しい。
大きなジャンルに分類された開架の中でこのタイトルを見つけた。竹内均監修となっているので「ただものではない?」とは思ったが、果たして10分ほどのとっかかりで引き込まれた。SFみたいなタイトルだが、地球がチリの衝突で出来て行った頃からのスケールの話、まことに地球科学、物理、化学の方面からの分析だ。 全部読まずに感想文もないものだが、1999年に初版発行となっている。その後映像化もされたようで、私にとっては、まことに無知の領域だった。潮の干満が月の引力で生じていることはよく知られているが、その運動のために地球の自転速度が影響を受けているとか、地軸の傾きとか、実に興味深い話が満載である。 古本でも買ってみようかと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年01月08日 22時33分06秒
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