テーマ:日帰り温泉あれこれ(987)
カテゴリ:お散歩&自然系&おでかけ
長い間、気になっていた所がある。
それは、銭湯。 当初は、この建物、なんだろうと思っていた。 建物の裏には、薪というか材木の山。 もしや、銭湯? ここ“田舎の都会”で最も気になり、行きたいと思っていたのが、 この銭湯だった。 お散歩コースにあり、いつも気になっていたのだった。 ←クリックお願いします! 人気webランキング参加中! ●よし、銭湯に行こう♪ 結構、ひとりでも行動する、わたし。 でも、今回は、母を誘った。 タイムスリップしたかのような感じの建物で、 ひとりで入るには、気持ちが臆した。 「ねぇ、行こうよぉ、銭湯…」 しばらく、言い続ける。 結構、しつこい。 ということで、昨夜、念願かなって、その銭湯に行った。 ●タイムスリップしたかのような、銭湯 入ると、番台に誰もいない。 すでに入っている人が、3人。 しばらく待っていたが、来ないので、 「あとでお金、払えばいいね…」 と、入ることにした。 誰もいなかったから、写真撮影。 撮影禁止って、書いてなかったもん。 もん! なんか、すっごくいい感じ。 こういう古臭いの、大好きなわたし。 「“千と千尋(の神隠し)”の地味&縮小版だよね~」 思わず、わくわくしてしまう。
●お湯の温度、44.5度!? 熱くて、入れん 「こっちは、水でうめていいよ」 常連さんらしき、おばちゃんがそう言ってくれた。 みなさん、こんな熱いお湯に平気で入っているんだろうか。 遠慮しながら、水を出す。 わたしと母が上がった後、そのおばちゃんたち、 さらに水を入れていた。 「な、なんだ。もっと水入れてもよかったんだ…」 ←こちらも、“プチッ”お願いします。元祖ランキングにも参加中♪ ●語らい&憩いの場 しばらくすると、この銭湯のおばあちゃんらしき人の姿があった。 お金、払ってないんだけどぉ…。 どーしよう 怒られちゃうかな…。 「ごゆっくり…」 と、声をかけてくれる。 3人、先に入っていた人のうち2人が、上がって行った。 残るおばあちゃんと、同じ湯船につかる。 「ここのお湯、冬はとっても温まるの」 すごく感じのいいおばあちゃんで、しばし、語らう。 ●たまには、垢をスリスリ♪ 「たまには、スリスリしなきゃ…」 母と、背中の流しっこ。 実は、わたしは、普段うちのお風呂では、 タオルとか、スポンジで身体を洗わない。 手に、石けんをつけて、スルスル♪と。 母の背中を、そおっとやさしく…。 「もっと強くていいよ」 え、そっかな? あまり強いと痛いもん。 そおっと、スルスル…。 「もっと強くていいってば…」 フン、じゃあ、ゴシゴシ洗っちゃうもんね~。 洗濯板みたいに、ゴシゴシ♪って! 「わたしの背中は、やさしくそぉっとやってよね」 痛いから…。 ●湯上り♪ お風呂の中は、なぜか、ムシムシしていなかった。 上がって、ちょっとしたら、もわぁ~!! 当然、クーラーなどない。 「扇風機~、スイッチオン!」 だが、つかない 「番台で何かしないと、つかないんだよ」 また、新しいお客さんが教えてくれる。 そっか、コンセント、抜いているんだね。 番台のおばあちゃん、また、いない。 無銭飲食ならぬ、無銭入浴が出来ちゃうよな~。 ●番台のおばあちゃん、現る あぁ、やっと来てくれた。 ちょうど汗がひいて、服を着たころだ。 このおばあちゃんが、また、いろいろ話してくれた。 薪で沸かしているから、冬に入ると、本当に温まること。 カボチャをごちそうしてお茶を飲む日(冬至かな?)もあること。 昔ながらの銭湯って、どんどん減っている。 うちの近所も銭湯も、いつのまにかなくなった。 スーパー銭湯や、温泉施設、旅館の温泉だけの入浴…。 いろいろな楽しみ方があるけど、こういう銭湯もたまにはいいな♪ 常連さんは、お風呂がないお家なのか、 もしくはひとり暮らしだから、来るのか…。 そういう人たちのためにも、ふれあいの場でもあるような、 こんな銭湯は残ってほしいな。 「また来てね」 と、おばあちゃんにいわれた。 来ますとも…。 外観も、中の雰囲気も、結構、わたしの好みだから。 身体だけでなく、心も、“ほのほの”と温まった銭湯だった。 人気blogランキングに登録しました。ポチ♪っと、ご声援お願いします。 ご声援、ありがと~ぉ。(^^)/ 昔ながらの銭湯グッズ?
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お散歩&自然系&おでかけ] カテゴリの最新記事
|
|