Miles Davis「Porgy And Bess(ポーギー&ベス)」。
「Porgy And Bess」。
(Miles Davis。1958 7/22, 29, 8/4, 18)
・面子
Miles Davis(flugelhorn)。
Gil Evans(arranged by, conductor)。
Bernie Glow(trumpet)。
Ernie Royal(trumpet)。
Johnny Coles(trumpet)。
Louis Mucci(trumpet)。
Dick Hixon(trombone)。
Frank Rehak(trombone)。
Jimmy cleveland(trombone)。
Joe Bennett(trombone)。
Willie Ruff(french horn)。
Julius Watkins(french horn)。
Gunther Schuller(french horn)。
Bill Barber(tuba)。
Cannonball Adderley(alto sax)。
Danny Bank(alto flute, bass clarinet)。
Paul Chambers(bass)。
Jerome Richardson(flute, alto flute, clarinet)。#1, 5, 6, 7, 13
Romeo Penque(flute, alto flute, clarinet)。#1, 5, 6, 7, 13
Miles Davis(trumpet)。#2, 8, 10, 11, 14
Jimmy Cobb(drums)。#1, 2, 5 - 8, 10 - 14
Philly Joe Jones(drums)。#3, 4, 9, 15
・収録曲目(stereo)
1.Buzzard Song
2.Bess, You Is My Woman Now
3.Gone
4.Gone, Gone, Gone
5.Summertime
6.Oh Bess, Oh Where's My Bess
7.Prayer (Oh Doctor Jesus)
8.Fisherman, Strawberry And Devil Crab
9.My Man's Gone Now
10.It Ain't Necessarily So
11.Here Comes De Honey Man
12.I Loves You, Porgy
13.There's A Boat That's Leaving Soon For New York
14.I Loves You, Porgy (Take 1, Second Version)
15.Gone (Take 4)
1.Buzzard Song
けたたましく始まる、洒落た雰囲気の ゆったりとした曲。あっという間に終わってしまうけれど、楽器の数の多さ、優雅さに浸れる。8月4日録音。
2.Bess, You Is My Woman Now
古き良き時代のアメリカ映画を観ているかのやうな曲?ゆったりとした曲調に わたしの苦手なマイルスが やさし気に吹きまくる。楽器の数の多さ、優雅さに惹かれる。7月29日録音。
3.Gone
ちょこまかとしたリズムが楽しい軽快な曲。フィリー・リー・ジョーンズのドラムが格好良過ぎる。7月22日録音。
4.Gone, Gone, Gone
ゆったりとした 渋みな曲。わたしの苦手なマイルス以外は 薄暗く冷んやりとした感じ。 7月22日録音。
5.Summertime
それなりの早さな 落ち着いた曲。マイルスの後ろでリフを繰り返す楽器たちが 美しく微笑ましい。ただ、わたしは プロフェッサー・ギルの悪魔杖の笛の音のやうな笛の音を聞くと、わたしの良心回路が過敏に反応してしまい、善と悪の狭間で めっちゃ もがき苦しむので あまり聴くことが出来ない(笑)。8月4日録音。
6.Oh Bess, Oh Where's My Bess
目覚めの珈琲のやうな曲。ゆったりとした雰囲気の中に 沢山の楽器が詰め込まれていて とても豪華。後半 テンポが変わりに変わる。8月4日録音。
7.Prayer (Oh Doctor Jesus)
大人な雰囲気(ちょっとだけ カトちゃんふう) 漂う曲。8月4日録音。
8.Fisherman, Strawberry And Devil Crab
ゆったりとした 哀愁漂う曲。7月29日録音。
9.My Man's Gone Now
マイルスの後ろがとても豪華な ゆったりとした静かな(マイルスを除く) 曲。7月22日録音。
10.It Ain't Necessarily So
わたしの大好きな ポール・チェンバースのベースが色っぽくて楽しい、それなりの早さの曲。フェイドアウト気味に終わる。7月29日録音。
11.Here Comes De Honey Man
90秒もない、リフの荒らしのやうな とても楽しい曲。7月29日録音。
12.I Loves You, Porgy
様々な音が入り組んだ出だしを どう聴けばいいのかわからない、ゆったりとした優雅な曲。8月18日録音。
13.There's A Boat That's Leaving Soon For New York
オーケストラがとっても豪華な それなりの早さの可愛らしい曲。8月4日録音。
14.I Loves You, Porgy (Take 1, Second Version)
ボーナス・トラック。別テイク。こちらのテイクのほうがシンプルで わたしはいいと思う。8月4日録音。
15.Gone (Take 4)
ボーナス・トラック。別テイク。フィリー・リー・ジョーンズの小技のキレは 本テイクの方が冴えてるやうに思う。7月22日録音。
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「ポーギーとベス」の舞台(オペラ) は見たことがないけれど、見れば もっとこのアルバムの良さが分かるやうな気がする。
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