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カテゴリ:ほんわか介護、認知症とつきあう
昨日は血液型の話でした。
昨日の書き方では介護はB型ではできないようなニュアンスだったかもしれません。 私には欠点が多く、その欠点をカバーしようとすると、よそ目からはA型に見えるようになったということです。 肝心なことは常に相手の気持ちに添うということで、そこに血液型は何にも関係がありません。 私たちはうまくいかなくなると、自分自身の問題と感じず、何かのせいにしがちです。 友人から誤解されるのは私に悪い面があるのに、血液型の性格のせいにしてしまいました。 介護の仕事をしているときは相手の方は認知症であったり、その介護をされて疲れ切っているひとが多いのです。 そのようなとき、正論を振りかざしてもうまくはいきません。 ケアマネという職業上、こちらのプランを納得して貰うため、結局は説得することになります。 相手様はこちらがプロなので、プロの言うことはご無理ごもっともの気持ちもあり、結果的にはこちらの意見を通すことになりがちです。 私自身は自分のいやなことを強権でされるのはNOですから、時間をかけます。何ヶ月、半年、1年かけて納得されるまで、ゆっくり待ちます。 しかし社会生活ではスピードを必要とすることがあります。ときに強権的であったり、少数の意見を聞こえないふりをしてしまうこともあります。 結局は誰かが悪人にならなくては進まないことがあり、昨日の愚痴の例では、それが私になったということなのでしょう。 実際、介護の世界でも半年、1年と時間がかかるのは歯がゆいものがあります。だって間に合わないことが多いからです。苦情が来ても急いでやるべきですが、苦情は職を失うことにもつながります。 だれでも思いこみがあり、独自の考え、思想があります。それを覆すのはなかなか難しいものです。必ず苦情になってしまいます。 こんなことがありました。認知症様の病気のせいか家族以外受け入れられないご婦人がいらっしゃいました。ご主人は自営で、家を空けなければいけません。留守中が心配と言うことでした。 まず住宅改修で介入し、デイサービスをおすすめしました。ご希望の施設に空きがありません。無理にお願いした別の施設にご本人が見学にいかれました。そこは町中で庭もなく、出入りがオートロックで閉じこめられたように感じられたらしく、拒否されてしまいました。 それではヘルパーとご主人の留守中一緒に家事をしながら待っていてはどうでしょうか。とおすすめしましたが、他人を拒否するので、無理だろうと試さないまま、1年が経ちました。 大事件が起きて(内容を書くと誰だか特定できるので書きません)、やはりデイサービスに行きたいということでした。ちょうどご希望の施設に空きが出て、サービス開始となりました。またデイに行かない日はヘルパーが一緒に家事を手伝うということになりました。 結局の所、レベルが落ちてきたので、他人を受け入れられるようになったらしいと言うことですが、実際は始めからやっていれば慣れていただけたはずです。大事件も起きなかったかもしれません。 あのときから始めていれば、この様なことにならなかっただろうとご主人もおっしゃっていました。 かならずあのとき勧められたようにしていれば・・。と言われますがいつでも遅すぎて、B型の私は歯がみすることが多い。 B型とケアマネについてはまた明日に続けます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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