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ほんわか介護とほんわか心

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2006.08.24
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カテゴリ:ケアマネ物語
台風も一番最中の時でした。外ではゴーゴーと風の音、窓の外には大きく揺れる立木の影。
息子さんも台風に呼びつけたことはわかってくれましたが、それでも言いたいことがたくさんあったようです。

そのお宅では、お母様への家事援助でヘルパーが入っています。
そちらでは、いろいろ要求があります。神棚を掃除して欲しい。神棚にあげたお米を下げて炊いて欲しい。外を掃除して欲しい。

神棚の掃除と外の掃除はできません。ときっぱり言いました。それはなんと言われようとだめです。
神棚のお米をあげたり、下げたりすることはヘルパーと相談しますが、できるでしょう。お母様の背丈では神棚に届きません。調理介助の一環として考えてもいいでしょう。

その内容で息子さんもしぶしぶ納得してくれました。ここから本当の苦情があったのです。

まず、ヘルパーが掃除の時に掃除道具の置き場などいちいち聞いてくるから、落ち着かない。とか・・他にも・・まだまだ・・。

それはその日の台風もまだやってこないお昼過ぎのことです。いつものヘルパーが休みなので、新しいヘルパーと女性の新任サービス提供責任者がそちらのお宅に伺いました。

二人とも初めてのお宅だったので、掃除道具の場所がわかりません。本当は誰が担当してもできるように連絡ノートや報告書などにこまごま書くべきなのでしょう。それを確かめていなかったこともいけないとはいえます。

お母様が隣の部屋でくつろいでいると、その指導者の女性がいちいち聞いてくる。くつろげない・・。
神棚のことでももめます。ぜったい出来ないとその人はいいはり、お母様が悪いと言わんばかりだ。
そして、ここからが本当に腹をたてていたことです。
二人は陰でこそこそ話してばかりいる。それはきっと私の悪口に違いないと息子さんに訴えたのです。
こそこそ話をしてから、突然片方の女性ヘルパー(新任サービス提供責任者)がやってきて早口と身振り手振りをくわえてなんだかんだ言ってくるが、私を非難しているのだろう。これも母親の訴えです。何を言っているか早口で聞き取れなかったようです。

こちらのお宅は本宅と母親の住んでいる離れに別れています。普段、母親は一人で離れに暮らしています。中ではつながってはいるようですが。
息子さんのお嫁さんは掃除をしてくれないのでしょうか。
こちらには、介護保険のヘルパーを家政婦がわりに便利に使っているとしか思えないのですが。口まで出かかっていますが、火に油を注ぐことになりそうなので、その場は黙ってうなづきます。

お母さんはその場でヘルパー達に直接苦情は言いませんでした。多分何も言わず返したのでしょう。穏やかな大人しそうな小柄な方でした。ヘルパー達は彼女がどう感じているか察することができなかったのだろうと思います。なぜなら、彼女たちが帰ってから、神棚のお米以外はうまくいったと言っていましたから・・。

一方、利用者にしたら、どうしても悪口を言われたような気がする。とくに一人の方は早口に一方的にまくしたてて、とても嫌な感じだった。どうしても我慢が出来ない。と、息子に訴えたのでしょう。

息子さんは母親の味方です。全て母親の言うとおりだと思っています。

多分、被害妄想もあると感じました。様子を拝見していると、ぼんやりしているようにも見えます話しかけても即答はありません。認知症が始まっていると思いました。また母親は耳も遠くなっているようです。
甲高くて早口の声は耳の遠い人には聞き取りにくいものです。決して非難したのでも、悪口を言っていたのではないでしょう。
介護保険でできること、できないことの説明をしていたつもりだったのでしょう。

私はその新任サービス提供責任者をよく知っています。将来は一つ事業所を任され所長になる予定の優秀な人です。ただ、耳の遠い人や認知症の人には誤解されやすいかもしれない・・とそのとき感じました。

早口でおっちょこちょいで、早とちりする人でした。それが悪い方にでてしまったのです。

外の台風はまだ終わっていないのですが、中の台風も大変でした。その場をどのように収拾したのかはよく覚えていませんが、しばらく今まで通りのサービスでやってみようと言うことなったと思います。





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Last updated  2006.08.24 13:42:22
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