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カテゴリ:ほんわか介護 家庭と介護
私たちはみんな兄弟だ!!
皇室の男系と言う言葉には染色体を説明にする人がいます。すべて科学的に考えればこじつけです。 性染色体としてX染色体を2つ有すると、通常、女性です。 X染色体とY染色体をそれぞれ1つずつ有すると、通常、男性です。 ですから受精卵は母親のXXからXが一つ、父親のXYからYが一つ合わさってXYとなり、このYという染色体は男から男へとつながっていくため、血は継承される。ゆえに天皇家は男系で・・というのが、男系は女性蔑視ではないとする科学的説明です。Yは変異も起きると言う学説もあります。それにこれは変な考えですが、万系の期間に血が混じっている可能性があります。特に古代は性的におおらかだったので、父親が誰だとかは深く考えないのではないかと、婚姻関係にある男性の子供と考えるのが今の戸籍法でもそうです。 だったらDNAはどうなの、DNAは女性にも受け継がれているのでは・・と思っていました。そうしたら昨日の朝日新聞夕刊を見ていたら、代理出産で孫を産んだ祖母が自分のDNAを残したかった・・と言ったと書いてありました。 ということで、私自身も含めてDNAという言葉が一人歩きしています。その事を受けて科学医療部次長の大牟田透さんの記者席というコラムが目にとまりました。 私は2人の親を持っています(誰もが遺伝的にそうです)。4人の祖父母がいます。10代さかのぼると1024人の家族が私のDNAの元になっています。全員集まるとバスは何台いるのでしょう。甲子園に町中で応援にいくようです。20代さかのぼると約100万人です。 ネズミ講を逆さまにしたようです。30代なら10億人だそうです。先ほどの10億人には900年さかのぼるとこのご先祖様に会えます。中国の人口ですか・・。ここで天皇家、神武天皇から数えると2600年です。すると地球上の人でも足りないかも・・。 もともと人はアダムとイブから生まれた、日本人ならイザナギ、イザナミのお二人・・ そしてもっと本当はミトコンドリアイブと呼ばれるアフリカにすむ女性にたどれるそうですね。ミトコンドリアDNAは特別で母親の卵子からだけ子どもに伝わります さて、例の男系のY染色体ですが、これもあるご先祖様にたどりついたそうです。アフリカの男性だったそうです。この人はYアダムとでもいうのでしょうか。 ということで聖書でも始めは2人ぐらいから人が増えていったと言っていますが、現実もそうだったということです。 始めは2人(実際は2人ではなく、あるチンパンジーの一団が人類に進化したので、一つの群れと考えられています)で結局今の私たちがいる。人類皆兄弟です。 自分のDNAは何十億分の一で誰かに受け継がれているわけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.01 09:04:28
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