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カテゴリ:ほんわか介護 家庭と介護
私たちはお金が無くては生きていけなくなりました。
土地を持っている農家なら、お金はいりませんでした。畑や田んぼから穀類や野菜、芋類が収穫され、生活に必要な道具は手作りし、着る物も蚕を飼い、麻や綿を育て、自分で紡ぎ衣服にしました。山へ行っても、川に行っても、海に行っても食べ物は豊富でした。 お金は余った食べ物を何かと取り替えれば良かった。 今私たちは衣食住のほとんどを他人に依存しています。ほとんどを外国に依存しています。 石油は国内ではほとんどとれません。 このようにPCを作動するエネルギーは原子力に依存しています。 危険性と裏腹の便利です。 便利も贅沢も素敵です。 誰もがそれを手に入れられるならば・・ 昔、ロボットが人間の変わりに働くようになると言われました。私たち人間はロボットを奴隷のように使って、働かないで贅沢できると思ってしまいました。 現在、工場でロボットが奴隷のように働いていますが、彼らを搾取しているのは、昔と同じ一握りのお金持ちだけです。 アメリカで黒人が搾取されているとき、貧しい白人達は仕事もなく、黒人を差別することでささやかな満足を得ていました。 このようなことは日本でもありました。 身分制度です。 士農工商と行って、武士の次に農民が、しかしこの農民というのはお殿様ぐらい広い土地をもっている豪農のことでした。 お金を持っている商人は武士より強いときさえありました。 農民は形ばかりの高い身分で騙されていたような物です。 搾取され、食べるものにも事欠くとき、彼らを満足させるのが、士農工商より下の身分の人たちです。 この人別帳にも記載されない身分の人達がいれば、その人達を差別することにより、ささやかな自己満足をえることが出来ます。自分たちは貧しい辛い暮らしをしているが彼らよりましである。自分たちは高い身分であると思って多少の満足を得させたのです。 この身分制度は戦後なくなったはずですが、また今騒ぎの種となっています。 今はそのことを考えるつもりはありません。 人はいつも誰かより自分が優れていると思いたい生き物なのです。もしくは優れている人と自分は同じ身分であると考えたい・・。これが差別やいじめの根幹ではないかと・・。 どうしたら私たちのこの醜い心を変えることができるのでしょう。 介護も家族も原点から考えていきたい物です。 とまた無理な結論ですみません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.13 20:00:34
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