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カテゴリ:ケアマネ物語
私たちの未来
人間は生まれてきたら死ぬのが定めで、そちらへ向かって歩いているわけです。 若い頃は決まっているなら、なぜ今生きているのだろうか・・と思いましたが、自ら死ぬのも怖いし、苦しいだろうと思い、今に至っています。 今の若い方は生まれ変わりを信じているようです。 これもマスメディアの責任ではないかと考えます。 そのようなテレビ番組があったり、雑誌の特集があったり、書籍がでていたりします。 何かの生まれ変わりで、また何かに生まれ変わると考えるのは面白いかもしれません。 しかし誰もが自分は何かの生まれ変わりだと証明できるわけではありません。まことしやかに書かれている書物もありますが、このような本はR15にすべきかもしれません。 生まれ変われると思っているから、簡単に家族や友人を殺したり、自分も死んだり出来ます。もし生まれ変われなかったら後悔してももう遅い・・。 生まれる前の記憶がなければ、それは何も知らずに新しい人生を生きるので、同じ間違いを繰り返すでしょう。 さて高齢者のかたはどのような死生観をお持ちなのでしょうか。 もっともっと長生きしてやると思っている方もいます。 先日、もうすぐ100歳というご夫婦を取材しているテレビ番組をみていました。 ご夫婦仲良くが長生きの秘訣ですか・・と聞かれると、二人とも渋いお顔・・。 そしてご主人の夢は妻より長生きすることだそうです。 また死ぬことが怖くなくなっている人もいます。眠りにつくような気持ちでいるようです。 日本人は宗教の考えが希薄です。ですから高齢者は死後の世界、天国とか地獄とかは信じていなくて、死ねば何もなくなると考えている方が多いそうです。 ゆっくり、ぐっすり休めるという感覚でしょうか。 未来は誰もが同じで決まっているのに、なぜじたばたするのかといえば、この世がお金で回っていて、お金がなければ生きていけないような仕組みになっているからです。 原始時代なら山や海に行けばなにか食べ物を拾ってこられた。 今は勝手に取れば怒られるかもしれないし、それだけでは足りない時代です。 ですから私たちは悩みの多い時代に生まれてきてしまったといえます。 さて、結論として、よりよい老い方とよりよい死に方が幸せな未来といえるのではないでしょうか。 無理矢理な結論ですみません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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