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カテゴリ:ほんわか介護 家庭と介護
行政が私たちにしてくれる事はなんでしょうか。
小さな政府はサービスの少ない政府と言い換えられます。 先日、某厚労省大臣が、女性は生む機械といい、その後の記者会見で2人子供を産むのが健全・・といって、大顰蹙を買いました。 女性には生む装置も持っており、男性にはない。だから主に頑張るのは女性である。それはもうその通りでしょうね。 また結婚したら子供を2人持たねば人口は少なくなっていきます。 どこかで聞いた話で、猿の雌は最後に生まれた娘を側に置いておくそうです。その娘がまた子供を産むまでいっしょにいるとか・・、孫ができないと子孫を残すという自然の命題を果たしていないのでしょう。 それは自然であり、行政の立場からとやかくは言われたくないものです。 行政は女性が安心して子供を産める環境を整備してこそ、2人以上産めといえるのではないかと思います。 第一に医療設備の充実です。産科婦人科小児科の充実です。充分なベッドを用意する事です。 第二に女性が働かなくても子供が産んで育てられる収入の確保です。 第三に能力のある女性のための子育ての支援(育児休暇の充実、保育園の充実)です。 介護保険もパンクしそうです。 介護は施設ではなく、家庭に帰そうとしています。介護保険施行当初はその精神に優秀な女性を介護のために家庭に縛り付けるのは社会の損失である。介護は社会全体で支えようという趣旨でした。しかし、介護は家庭で行うのが日本の美風であるといつのまにか内容が変わりつつあります。 介護も 第一に住宅事情をよくしてほしいと思います。誰もが充分な介護のできる病室を独立して確保できる・・そのためには住宅の代替などもできるといい名と思います。 育児と介護を両方最中であるという家庭には、子供部屋と病室を独立して持たねばなりません。なお夫婦の部屋にプライバシーを重視すると、都会ではかなり高い家に住まなくてはなりません。 第二にもう少し個人負担を減らし、サービスを充実してほしい。 第三に行政はもっと介護難民、生活困窮者を洗い出し、救う方策をとってほしい。 上からではなく、同じ目線で相談に乗れるひも付きでないケアマネを行政が確保してほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.09 22:13:35
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