団塊と介護問題
介護には自分がする場合とされる場合があります。団塊世代は、まさに今介護をする側でしょう。そしてあと数年後から段々とされる側へと変わっていきます。現在日本では5人に一人が65歳以上だそうです。また団塊世代でいえば、1946~1950年生まれの人口は、2005年現在10,329,000人ほど生き残っています。もうすぐ高齢者の団塊世代も介護の問題から目を背けては通れないということですね。団塊世代はまだ親を介護しなくてはという、義務感というか、責務というか、親孝行というか、そのような感情が残っているだろうと思います。さあ、それなら自分たちの介護は誰に・・して貰おうか・・。当然、子供やそのお嫁さん、そして配偶者ですか・・。なに、きれいさっぱり血縁関係に頼らず、介護保険で介護して貰おうじゃないか・・。??団塊の子供達は1971~1974年に生まれた子供達です。(もっと年代の幅はありますが、所謂団塊ジュニアという階層の人たちです)すると今は33歳から36歳ぐらいですか。もう子供さんがいる方もいれば、これから結婚、出産という予定の方もいらっしゃるでしょう。厚生労働省の発表では、05年の出生率1.25で、04年よりいっそう低下してしまいました。日本で一番人口の多いところは東京ですか・・。東京の出生率は1.0を切ってしまいました。東京の女性の1人は一生に1人子も供を出産しないと言うことです。人口が激減するのは当たり前です。そこで、沖縄県は偉い!!、出生率1.71です。このまま少子高齢化が進むとまさしく団塊世代が食い荒らして公的保険制度はパンクということになります。そうならないためには、いえ日本が沈没しないためには少子化の歯止めが必要なのでしょう。でも出産というものは自然、天然、本能、などが大きく関係する事象です。政策や倫理、理屈でどうにかなるというものではありません。すると科学の力でクローンでしょうか。先日書きましたDNA操作といい、クローン人間といい、神の所業に人間が踏み入れているようで怖い・・きっと、バベルの塔の崩壊や、ノアの方舟のような大洪水が起きて人間は死に絶えるのかも・・ほら地球温暖化もあるし、大洪水か、大氷河期か・・人間のバランス感覚に期待しましょう。でも、介護して貰うために、公的保険がパンクしないために子供を増やそうなんて、これから生まれる子供達は可哀相です・・ね。