先日のイジメまがいの話などを、個人面談で話しました。

担任のＭ先生がきにしていたのは、3年生からのことでした。
例の話（3年の担任が最低人間だったこと）が
どこまで伝わっているのかはわかりませんが、
とりあえず今は落ち着いていて、学校から笑顔で帰ってくることや、
Ｍ先生のことを信頼しているようだということを伝えました。

Ｍ先生はホッとしていましたが、
「実は、あるお友達と折り合いがわるいようで」…と切り出すと
「ＭＳさん（主犯格の女子）ですよね？」と
すまなそうな表情をして答えました。

娘が仲間外れにされていることは初めて知ったようで、少し驚いていましたが、
どうも他の子にもやっているようで、そんなことから
普段のＭＳさんの言動については、ある程度把握しているようです。

宿泊体験のことは全部知っていました。
娘から聞いた翌日に、ＭＳさんと少し話をしたそうで、
「悪い事をしたと思っています」と、一応反省はしていたらしいのです。

ＭＳさんは、やはり低学年のうちから度々同じようなことがあり、
先生としても、注意してみるようにしているらしいのですが、
なんせ女子は、先生の前ではいい子にしていて、
陰でえげつないことを色々やってくれるということで、
発見が遅れてしまうことも、多々あるとのこと。
「教師の力不足で申し訳ありません」と謝っておられました。


娘は、生活面において、ルール重視なところがあり、
まぁよくいえば、生真面目で、正義の人。
曲がったことが許せないのです。

だから、周りから納得できないようなことをされても、
ちゃんと言い返したり、拒否したりできると思っていました。
それができなくても、先生に報告はすると思っていたんです。
（女子ってチクリ魔だし）
ところが全然言えないでいるわけです。
私としては、ビックリしているし困っている部分。

というようなことをＭ先生に言うと、
先生からは、こんな言葉が返ってきました。

Ｍ先生「“言えない”と“言わない”は違うんです」

言えない子ではない。
全く言わないわけじゃあないけど、言っても無理なら自分が我慢してしまう。
なぜなら、お友達にイヤな思いをさせたくないと思っている。
教師にも言おうと思えば言えるけど、あえて言わない。
なぜなら、お友達をかばっているんです。

↑こんな風に補足もしてくれました。

そっか…そうかもしれない。
去年あのバカ教師のときだって、結局は友達のことばかり気にしていたもんな。

娘のことを、そんな風にみていてくれてるからこそ、
教師不信になっていた娘が、今は毎日笑顔でいられるんだな
と感じました。
（ってゆーか、1年も2年も、同じように素晴らしい先生だったんだけどねぇ…（呆））

Ｍ先生「私は助けを求めにくる子を、絶対に見捨てたりしません！
　　　　3年生の間という一時だけでも、辛い思いをさせてしまったことを、
　　　　同じ教師として、申し訳なく思います。
　　　　どんな思いで一年間過ごしていたのかと考えるだけで…」

と、言葉をつまらせて、泣きだしてしまいました（汗汗）。
あ、いや、私も泣いてましたが（汗汗汗）。


学年が上がるにつれて、色んなことが起きると思います。
先生のおっしゃるように、女子は隠れてイジワルしたりするでしょう。
今はワルサしても白状して謝ってるけど、
真実を隠したり、ウソをついたりするようにもなるでしょう。

でも、とりあえず今のところ、今度の担任の先生なら、
何かあったとしても、信用して話ができると思うし、
子供達を見捨てたり、罵倒したり、傷つけたりはしないと思います。