|
テーマ:国家破産に備えよう(22)
カテゴリ:国家破産を生き延びよう!
さて、第二次世界大戦後、
日本の郵便貯金は10年間の支払停止になりました。資産家は25%~90%の財産税を課せられ、世帯主に限って月300円、家族は100円の新円での引き出しが許されました。(たんす預金をしても無駄。昔の円は使えなかった) その後の猛烈なインフレにより、10年後の物価は300倍になりました。つまり、郵便預金の引き出しが許されたとき、300万円は1万円となっていたのです。 300万-1万=299万 この299万円はどうなったのでしょうか? 名前こそインフレですが、結果として国に没収されてしまったのです。 現在は、終戦後よりもっと多くの負債を抱えています。ということは、予想されるインフレは、終戦後より大きい数字になってもけして少なくはならないと言うことです。 ロシアがどうして国家破産したのか。 それは新興財閥が収入をタックスヘイブンにまわして税金を払わなかったからだそうです。そのため国は税収が足りなくなって国債を乱発し破産したそうです。 ソ連邦崩壊当時のレートは1ルーブル=1ドル それが破産後、ルーブルが暴落したために1ドル=5000ルーブルまでレートが下がりました。 つまり、今まで1ルーブルで買えていたものも、5000ルーブル出さないと買えなくなったということです。パンが100円だったとすると、なんと500000円(50万円です!)出さないと買えなくなるのです。本当に怖いですよね! ロシアはもともと天然資源が豊富なので、貿易収支も黒字で外貨の準備高も豊富だったのにそうなったのです。もちろん、今ではロシアは安定していて、ルーブルはドルに対して高くなっていてそれが悩みだそうです。(1月6日時点で1ドル=28.67ルーブル) 逆に言えば、ドルは大変弱くなっていて、ドルの暴落が先か円の暴落が先かわからないらしいです。。。 さて、破産すると、国はどんなことをするのでしょう? 長くなったので続く ちなみに、私は経済オンチです。専門用語の意味も知らないので、資料を基に書いているつもりですが、過信はしないでくださいね。内容の100%の保障もしかねます。ただ、国家破産について個人の自覚を促し「それぞれに専門家が書いた素人向けの本を読んで勉強してもらいたい」と言うのが書いている趣旨です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 7, 2006 10:57:39 AM
コメント(0) | コメントを書く
[国家破産を生き延びよう!] カテゴリの最新記事
|