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カテゴリ:暦
2024年5月5日は、二十四節気の「立夏」です。
立夏は、春分と夏至の中間点で、暦の上では夏の始まり。 立夏から立秋の前日までが、夏の季節となります。 「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」という言葉があるように、新緑がまぶしく夏の日差しを感じ始める1年の中で最もさわやかで過ごしやすい時期。 そして、立夏を迎える5月5日 9:10に節入りを迎え、「己巳」の月が始まります。 5月5日から6月4日までの「己巳(つちのとみ)のエネルギーについて、お伝えさせていただきます。 【六十干支】 六十干支は、10種類の十干「甲きのえ・乙きのと・丙ひのえ・丁ひのと・戊つちのえ・己つちのと・庚かのえ・辛かのと・壬みずのえ・癸みずのと」と、十二支「子ね・丑うし・寅とら・卯う・辰たつ・巳み・午うま・未ひつじ・申さる・酉とり・戌いぬ・亥い」が組み合わされています。 2024年5月5日から6月4日までは、十干の「己(つちのと)」と十二支の「巳(み)」が組み合わさって「己巳」の運気が巡ります。 陰陽五行説では、十干の「己」は土の陰、十二支の「巳」は火の陽。 己は、大地を耕し栄養を与え種をまき育てる、実り多い作物を収穫できる田畑のイメージです。 蛇(巳)は脱皮を繰り返しながら成長していくことから、「復活と再生」「生命力」の象徴とされています。 また、巳にはやむの意味があり、草木が繁盛の極限になった状態を表します。 「己巳」はみずみずしい水分を蓄えた豊かな夏野菜が、日差しという栄養を受けてグングンと成長していくような印象です。 恵みの大地が生み出すエネルギーと強い生命力が重なった時、可能性を形に変える大きな力が動きそうです。 そして、節入りを迎える5月5日は「己巳の日」で、月と日の干支が「己巳」と重なります。 己巳は金運向上の六十干支ですので、5月5日は最強の金運向上日となり、「己巳」の月は1か月を通して金運アップの流れに乗る絶好のチャンスとなりそう。 巳の日・己巳の日については、こちらをご覧ください。 そして、今月「己巳」のテーマを表すのが通変星「印綬(いんじゅ)」と十二星運「帝旺(ていおう)」です。 印綬は、行動よりも頭で考える知性の星。 帝旺は、自信に満ちた人生のピーク状態を表します。 失敗を学びのチャンスとして、知識や技術を得ることで豊かになる。 育てること教えることが、自身の成長につながるテーマの1か月になりそうです。 【五節句】 陰陽五行説には、奇数(1・3・5・7・9)は「陽」という考えがあります。 奇数を重ねて偶数になる日は、逆に陽が転じて陰になる「強い陰をなす日」といわれ、邪気を祓う行事を行ったのがいわれています。 五節句では季節の物を神前にお供えすることから「節供」と呼ばれていましたが、現代では季節の節目を表す「節句」となりました。 【端午の節句】 端午は、月初め「端」の「午(うま)」の日という意味で、「午」と「五」を読み替えるようになり、5月5日が端午の節句になったといわれています。 5月5日は、立夏・ダブル己巳・端午の節句に大安も重なります。 勝負ごとに強くなるようにしょうぶ湯に入って身を清め、季節の食べ物として柏餅やちまきを食べて、素敵な時間をお過ごしください。 愛と光を込めて・・・ 瑠璃月姫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月05日 16時37分12秒
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