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小林亮太郎ブログ

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2006.07.07
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ポルトガルの応援をしていた僕には少しばかりの寂しさをもって
フランスの勝利を迎える事になった。
ワールドカップ準決勝、勝利したのはフランス。
1対0の勝利だった。

美しい試合をしたのは、誰が見てもポルトガルだった。
でも、勝利の女神は美しさを失ったフランスの民に微笑んだ。
確かに、8年前ここフランスで彼らは美しいプレーを
世界中のフットボールファンに見せた。
酔いしれた人々は、そのプレーをシャンパンサッカーと称し褒め讃えた。
今はその面影もなく、栄光をつかんだ選手は年を増した。

選手の多くが、「フランス国民」でありながら、
フランス人ではなく、アフリカ移民であった事。
そこに、多少の違和感はあった。

しかしながら、
彼らは勝利した。

敗北には何も残らない。
勝利には必ず、何かが残る。
美しくなくとも、醜いとしても。

試合後、街に出た。
正に、人々の狂喜の中にいた。
それは、単純に「いかれている」
と表現できるかもしれない。
しかしながら、そこには美しさを感じた。
フットボールへの愛、勝利の酔い。
彼らはただ、騒ぎたいのかもしれない。
お祭りが好きなだけなのかもしれない。
でも、きっかけを生んだのは勝利。
フットボールが、この時を刻んだ。

羨ましさ、日本のフットボールの状況。

でも、俺は知っている。

すぺてが、憧れから始まる事を。
その瞳の輝きが、未来を生み出す事を。

願う、心から願う。
未来を、美しい未来を創ろうよ。





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最終更新日  2006.07.07 17:51:38
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