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2009.04.06
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 アラビアのロレンス(THEMA FROM“LOWRENCE OF ARABIA)
  1962年公開のアメリカ映画「アラビアのロレンス」主題曲)

 監督:デビッド・リーン
 音楽:モーリス・ジャール
 出演者:ピーター・オトゥール(ロレンス)、オマー・シャリフ(アリ)、アレック・ギネス(フェイサル)、など!!

 この映画の冒頭・・・1935年5月13日^ロレンスは「オートバイ」を転覆させ^意識不明のまま6日後に死亡!!

 監督のデビッド・リーン・・・「戦場にかける橋」の後、この映画の準備に5年の歳月をかけ^1962年に完成~~~70ミリ映画のスペクタクル巨編^という常識を破り、初めて^芸術作品になりえた70ミリ映画だといわれました!!

 モーリス・ジャールのテーマ曲・・・無限に続く砂漠のイメージとアラブ民族の音楽を主旋律にした雄大な音楽です~~~スクリーンの画像に合致した音響の力は大きく^映像と音のハーモニーが、更に新しい映像を作り上げていきます!!

 ジャールは、この年に「史上最大の作戦」を作曲するなど^作曲家としての最高潮の時期で、3年後の^デビッド・リーン監督の「ドクトル・ジバゴ」を担当しました(この作品と同様^アカデミー作曲賞を受賞しています)!!

 アラビアのロレンス

 果てしなく広がる“アラビアの砂漠”は灼熱の太陽が照りつけ^まるで地獄の鉄床で^この砂漠に住む遊牧民はマホメットの時代そのままのようです・・・トルコ軍の近代兵器の前には^手の施しようもない状態~~~そこに、蜃気楼のごとく現れた英雄“トマス・エドワード・ロレンス”!!

 アラビアのベドウィン族をを率い、ラクダにまたがって砂漠を駆け巡る「英軍将校」・・・部下は彼を尊敬^彼を“オレンス”と愛称で呼んでいました〉~~~この実在するロレンスには^「無冠の帝王」、「山師」、「破壊者」などの名が冠され^数々のエピソードが残されているといわれます!!

 このロレンスを演じるのは“ピーター・オトゥール”・・・舞台俳優の出で、ロレンスのイメージにピッタリと当てはまる^陽気で勇ましく、繊細で^どことなく‘女性的な美’を合わせた人といわれました~~~それが不思議なロレンスの魅力かも!!

 広い砂漠の中を“ロレンス”はハジミ族の案内人を従え奥地へ入っていきます・・・彼の任務はアラビアのベドウィン族や、その王子フェイサルの調査でした!!
 
 太陽は喉を焼き尽くします・・・マスッラの泉に辿り着き^二人が渇いた喉を潤おした時^地平線の陽炎の彼方から点となって現れた影^それはハリトの酋長“アリ”で~~~彼はロレンスの従者々を無残にも撃ち殺してしまいます(自分たちの泉は‘ハジミ族’には使わせな、アラビアの種族が互いに反目し合っていたのです)!!

 この重大な闘いの中にあって、その私利私欲を剥き出しにする種族間を統率できる人物はというと・・・ジッダの奥、ワディ・サフラで“フェイサル”に出合った時^彼こそ、その人物に相応しいとロレンスは直感!!

 ロレンスは単なる英国人の軍事顧問ではありませんでした・・・彼はファイサルの薦めに従って^トルコ軍と同じカーキ色の軍服を脱ぎます~~~フェイサルのもとにメッカの“大叔母”から贈られたばかりの^白絹び黄金の刺繍^をした立派な“婚礼服”を着用します!!
 
 彼にとって^自分が白人であることは、この砂漠で闘う限り^彼に遊牧民との“違和感”をもたらしこそすれ、決して優越感を抱かせはしませんでした!!

 彼の作戦は、「カイロの英軍司令部」と絶えず対立していました・・・あくまでも^メジナ攻撃を主張する司令部に対し、ロレンスは戦闘の北上と共に重要な拠点となった軍港「アカバ」の攻略を主張しました!!

 トルコ軍は完全にその港を制圧しており^いくつもの砲門が「アカバ湾」を睨みアカバ攻略は不可能と思われていました・・・ロレンスはフェイサルに^背後からの攻撃を提案します~~~それは、正に^ロレンス自身生死をも賭けた作戦でした!!

 彼らの陣営「ウェジ」から「アカバ」の背後に辿り着くためには^600マイルにわたる砂漠^の中を・・・しかもアラブ人でさえ^未だに足を入れたことのない‘灼熱の世界’を通らなければなりません~~~1915年5月9日少数の一行は出発しました!!

 2ヶ月にわたる砂漠の行進・・・4時間進み^2時間寝るといった単調な行進が続きます~~~事実上^この遠征は大成功^を治めました!!

 しかし、ロレンスは本当に勝利を得たのでしょうか(?)・・・彼が遠征の果てにみたものは~~~アラブ人の徹底した略奪と、それが終わった後^それまでの気力を失い^極端に怠惰に堕してしまう彼らの特性でした!!

 度重なる勝利は^種族間の団結を弱め、志気をを低下させ、そしてロレンスの心を暗く^していき、それと^ロレンスを取り巻く‘国際政治状勢’はあまりにも複雑にして怪奇でした!!
 
 アカバ攻略後の“ロレンス”は・・・あたかも^自らの運命を嘲笑するかのごとく^一歩間違えば“死を招く危険な行動へ”と^向かっていきます!!






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Last updated  2009.04.06 19:27:43
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