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Ryu-chan6708

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2007.12.12
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カテゴリ:社会問題

 
A氏:今日は、予定していた「老いゆくアジア」をちょっとお休みだ。
 君が問題にしていた「宙に浮いた年金照合の公約」と「プーチンの次の大統領」について、昨日の新聞で2つとも一面で興味あるニュースを報じていたので今日は話題をそちらにしよう。

 「宙に浮いた年金照合を3月末までに完了」は相手が手強いことが明らかになり、公約の3月末までに持ち主が分かるのは最大で約1000万件にとどまるというね。
  5000万件の解決はほど遠いことが明らかになってきたね。

升添大臣は「3月末まで一人一円まで」と言ったがハッタリか、こういう作業に対する無知を露呈したね。 
 「敵を知り己を知れば百戦あやふからず」という常識の欠如だね。
 「」を調べないでアドバルーンをあげるからそうなる。
 太平洋戦争に突入した軍部と似ているね。
 毛沢東だって「調査なくして発言権なし」と言っているよ。
 年金照合の新兵器みたいに言っていた、11月にできるというソフトの話はどうなったのかね。 

A氏選挙目当てのアドバルーンではないの?

:いや、升添大臣の発言は選挙後だから、大臣になり権力を握ったので何でも出来ると思った新人大臣の思い上がりだろうね。
 権力を握ろうが、技術的に1+1=2のものは3にはできないからね。
 これは民主党に突っ込まれるだろうね。
 問題は民主党の突っ込み方だね。
 辞任と謝罪要求は芸がないように思うね。
  「いいかげんなアドバルーンを国民受けにあげるな。官僚の真似でなくもっと真面目にやれ」と言うべきだね。
  まぁ、この人の性格からして「そんな意味ではない」と苦しい言い訳だけで、居座って謝らないだろうね。

A氏ロシアの次期大統領のほうは、3人の候補のうち、メドベージェフ氏がプーチンが推薦したね。
 天然ガス独占企業のガスブロムの会長でもあり、42歳と若いね。

:候補の3人とは、メドベージェフ氏以外にイワノフ氏ズブコフ氏だ。
 「アジアに接近するロシア」の編者の袴田氏イワノフ氏はカリスマのある人物なので、プーチンがかすむ可能性があり、ズブコフ氏は強硬派で市場経済より国家統制を好み、プーチンがコントロールしにくくなる。
 メドベージェフ氏だと市場経済的な発想を理解しており、プーチンのコントロールもきく。
 だから、彼を選んだと解説しているね。

A氏:プーチンはレニングラード生まれだね。
 レニングラードは、今はサンクトペテルブルクといわれているね。
 トヨタが工場を作ったね。
 俺たちは、第2次大戦のレニングラード戦でこのほうの名前をよく覚えているがね。
 この市政に関係していた頃から、メドベージェフ氏はプーチンの腹心だ。
 17年の付き合いになるという。

:しかし、メドベージェフ氏KGBの勤務経験もない。
 「主権民主主義」の考えには批判的。
 過度の国家統制にも反対だという。
 欧米を意識したプーチンのバランス感覚かね。
 それとも、欧米世界との統合を欲しながら、他方でロシアの特殊的な地位に固執するという矛盾調整の一つかね。

A氏:野党共産党委員長のジュガノフ氏は、ロシアとベルラーシ共和国が来年に本格的な統合国家の創設に合意すれば、その大統領にプーチン氏がつく可能性を指摘したという。
 しかし、昨日のTVニュースと今朝の新聞では、メドベージェフ氏は大統領になったらプーチンを首相にすると言っているね。
 TVで見るとプーチンに比較すると「お坊ちゃん」的な印象だね。

ベルラーシの問題はエリツイン大統領時代にすでに統合の話が進んでいたが、プーチン大統領になってちょっと停滞していたね。

A氏:ロシアも流動的だね。

袴田氏は、今の政権は腐敗と汚職にまみれ、いろいろな利権グループが激烈な闘争を繰り広げているのでロシア政治は簡単に安定しないと厳しいね。
 それは、裏返しすると、だから、ロシアは強いカリスマを持ったリーダーを必要とするのだろうね。






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Last updated  2007.12.12 07:40:14
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