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Ryu-chan6708

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2018.03.31
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カテゴリ:カテゴリ未分類
マクロン仏大統領とトランプ米大統領の友好関係などあり得ないというが、2人は、常に対話しているという。

 

トランプ氏はマクロン氏の労働市場改革を見守り、祝意を伝えるために電話している。

 

トランプ政権が初めて国賓として迎えるのは、4月にワシントンを訪れる予定のマクロン氏で、「偉大なやつ」への特別な敬意がこめられている。

 

フランスの大統領は、トランプ氏にとっての欧州の一番の味方であり、そしておそらく、それ以上の存在だろうという。

 

トランプ氏とマクロン氏の関係は、大西洋両岸を結ぶ唯一のちょうつがいであり、きしみはない。

 

A2人の共通点は、両者とも突然頭角を現し旧態依然とした政治に対する嫌悪の波に乗ってそれぞれの国で最高の職責まで上り詰めたという点だ。

 

 やり方は違っても、ともに歴史の偶然の産物で、時代の流れに乗じて権力の座へと押し上げられ、崩壊を待ち望む願望が、2人の破壊者を生み出した。

 

 マクロン氏は、前任者が敬遠したドゴール主義の華やかさを復活させ、昨年、大統領選での自らの勝利を祝い、ルーブル宮殿前広場で国民に向けて演説し、ベルサイユ宮殿でプーチン大統領を迎えた。

 

 「フランスを再び偉大に」のようだ。

 

トランプ氏は確かに、フランスが強硬に主張していた通り、鉄鋼とアルミ製品への関税措置の適用対象からEUを除外した。

 

 しかし、次に来るのは、イランに関する最悪の事態、つまり、トランプ氏が5月12日に制裁解除に応じず、イラン核合意を破棄する決定を行うことをマクロン氏が防ぐことができなければ、その時はすべてが白紙に戻る。

 

フランスは合意を守る決意を固めている。

 

合意が崩壊すれば、イスラム教のシーア派とスンニ派の中東での対決は悪化し、イランは躍起になって核爆弾を手に入れようとするだろうし、サウジアラビアもそれほど後れを取らないだろう。

 

核不拡散条約(NPT)はほころび、意味を持たない状態になってしまう恐れがある。

 

 さらに、トランプ氏が次期国務長官に指名したポンペオ氏は、イラン政策ではタカ派だし、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)の後任となるボルトン氏は、核合意を破棄してイランの体制崩壊を望んでいてイラン政策の愚行を阻止するマクロン氏の、そして欧州の挑戦は厳しさを増している。

 

北朝鮮の核問題どころではないね。

 

Aマクロン氏はまた、トランプ氏がもたらした、民族主義的ナショナリストの偏見プーチン氏や中国の習近平国家主席による権威主義の強化法の支配の侵食、貿易戦争、外交の軍事化、EUの弱体化といった破壊性の防波堤でもある。

 

偉大さを取り戻すというマクロン氏の考えは、フランスの理想と一致しているが、トランプ氏の考えには、米国の理想への裏切りがあり、そこに2人の違いがあり多くのことが2人の友好関係の行方にかかっていると、ロジャー・コーエン氏は論評している。

 

 どうも、最近、また、元ロシアスパイの殺人未遂をめぐり、外交官の国外追放など、国際関係に不穏な動きが出たりして、中朝の友好関係復活の北朝鮮問題は、影がうすくなっているね。

 

 






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Last updated  2018.03.31 12:10:11
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