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知的漫遊紀行

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Ryu-chan6708

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2018.09.20
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人間は二つの方法で体温を調節している。

 

一つは皮膚の血流を増やして外気温との温度差を利用して空気中に放熱する方法で、もう一つが発汗で、汗が気化する時に熱が奪われて体温が下がり大人は、この二つをうまく使って、体温調節をしている。

 

 ところが子どもは汗を十分にかけず、体温調節を皮膚からの放熱に頼っているので、顔が赤くなるのは、顔の皮膚の血流が増えるためで、気温35度を超えると、逆に皮膚から熱を体内へ取り込んでしまうので熱中症に特に注意。

 

子どもは汗っかきだと思いがちだが、実は違うらしい。

 

このテーマでよく引用される本が1963年に発行された久野寧・名古屋大学名誉教授(故人)の著書「汗の話」

 

汗をかく汗腺について子どもから大人まで調べ、その数が2歳半ごろまでに決まると導き出し、寒い国に生まれた人は少なく、熱帯では多い傾向にあるという。

 

「幼いころはエアコンを控えて」という説の根拠はこれらしい。

 

Aだが、汗で体温調節するために大事なのは、汗腺の数よりも、汗腺から出る汗の量と、反応のすばやさ、中京大学の松本孝朗教授によると、子どもはひとつの汗腺から出る汗の量が少なく、特に運動時などに、大人のようにうまく発汗できなく、こうした発汗機能は汗腺や自律神経の成長にともない思春期ごろに発達するので、「汗をかく力は幼い頃に育つ」わけではなさそうだという。

 

子供がエアコン漬けになると発汗機能が育たず、夏を乗り切れない子どもになるのだろうかというと、松本氏は、「通学時や体育の授業、遊びの時間に汗をかくことで『暑熱順化』は起きる」と話す。

 

「暑熱順化」とは、暑い中で運動することなどで、たくさんの汗をすぐにかけるようになることで、体温上昇や心拍数の増加が抑えられ、子どもなりに暑さに耐えられるようになる。

 

「暑熱順化」は1日に1~2時間、暑い環境にいれば、数日~2週間程度で起きる。

 

教室や自宅でエアコンを使っても、そのほかの生活で汗をかく準備はできる。

 

 松本氏は「『暑熱順化』が必要だからエアコンを使うべきでない」というのは間違っていて、特に今年のような災害級の酷暑では、命を守るために必ず使うべきだ指摘する。

 

東京理科大の倉渕隆教授、教室では特に子どもの「体感」を意識しながらエアコンを使うことが大切と話している。

 

A:ところで、20日の朝日新聞・「私の視点」欄上智大学教授木村護郎クリスト氏が「学校のエアコン 身体・環境、功罪見極めて」と題して寄稿している。

 

学校へのエアコン設置が急速に進められつつあるのに対し氏はまず、身体的な面について、空調に頼りすぎると、身体は、気温変化に対応して順応する機会を奪われ、子どもは体も小さくて水分を十分に蓄えることができないため、熱中症になりやすいことが指摘されていて、成長と共に体温調節機能を発達させることは、四季が明確で気温変化の大きい日本で健康に生きていくうえで欠かせないという。

 

エアコンがあるからといって早い時期から冷房をつけると、どうしても暑さに慣れずに夏の盛りを迎えてしまう。

 

また夏は、外が暑いとつい冷房の温度設定を低くしたくなるが、外気温との差が大きいと自律神経系の調節がうまく行えずに体調不良を来しやすくなるという。

 

「暑熱順化」の問題だね。

 

次に、木村氏は、エアコンの増加は電気使用量の増加や屋外への熱気の排出増を招き、環境によくないという。

 

したがって、木村氏はエアコンをなるべく使わないで済むように、また使う場合も電力の浪費にならないよう、断熱や日よけのとりつけ、校舎南側に落葉樹を植えるといった工夫が望ましく、エアコンが一番必要な時間帯は太陽が照っている時間でもあるので、エアコン設置は太陽光発電とセットで考えるのが、基本になるべきだろうという。

 

学校の屋根に太陽光パネルと、曇天でも気温が上昇することがあるかもしれないので蓄電池も設置することになる。

 

そうなると自治体の設置費用増大となるので、その点の配慮も必要だろう。

 

また、来年以降、「異常気象」で夏の熱暑が続くなら、早期にエアコンが必要で設置のタイミングの配慮も必要だね。

 

 






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Last updated  2018.09.20 21:41:16
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