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Ryu-chan6708

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2018.10.28
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100年前の日本は、寺内正毅内閣を退陣させた米騒動の熱気は残り、第1次世界大戦はドイツの降伏による終戦が近づくという、そんな時代だった。

 

 そんな中、、政友会総裁原敬はついに宿願の「平民宰相」として、政党内閣の組閣に着手。

 

 は、軍部、官界、貴族院に強固な閥を成す元老山県有朋とぎりぎりの神経戦を続けていて、無理な条件を付けるなら一本釣りで決着させるまでで、米騒動の後で山県には自分以外に後継首相のあてなどないと、原は見切っていた。

 

 そこへ山県の陸軍長州閥の寵児で、後に政友会総裁、首相に就く田中義一が現れ、陸相受諾に条件はなかった。

 

 原の勝利だった。

 

1918(大正7)年9月29日、陸相、海相、外相を除く閣僚に政党員を配した内閣が発足。

 

たとえ原は3年後テロに倒れ、政党デモクラシーもファシズムとポピュリズムに挟撃されてつかの間の光芒に終わる運命にあったとしても、藩閥、元老、軍部、官僚のいずれでもなく政党が明治憲法体制統合の主役となった記念すべき日だ。

 

A大学など高等教育機関や鉄道網を整え、対米協調と軍縮により大戦後の世界の潮流に沿い、朝鮮・台湾総督の武官専任制を撤廃、省庁次官や衆院、貴族院の書記官長なども自由任用にした。

 

 政友会の基盤を固める側面はあったが政党主導型の立憲民主制を慣行と法令改正によって定着させる意思はあり、原が暗殺されず元老として昭和天皇を支えていれば太平洋戦争への道は変え得たと評価されるゆえん。

 

 他方、功績と共に限界を指摘する辛口の論評もあり、原は民衆の側に立たず山県閥など既存勢力との妥協を優先、普通選挙や社会立法、治安警察法撤廃に不熱心だった。

 

衆院選で空前の大勝を果たす一方、露骨な党勢拡張や疑獄事件の続発に世論の反発は募り、政党不信の遠因になったとの指摘がある。

 

筆者は、むろん、全面肯定も全面否定も無用のことだとして、功も罪も共に安倍首相ら今日の政治家が教訓にすべきだろうという。

 

日本の民主主義の歴史にはじめての「平民宰相」の登場という100年を祝う式典は行われないのかね。

 

一方、24日の新聞報道では、明治維新150年を祝う政府の記念式典が23日、東京都内で開かれたと報じているが50年前の100年式典には昭和天皇と香淳皇后が出席したが、政府は今回、天皇、皇后両陛下の出席を求めなかった。

 

官邸側が今回、慎重な対応を心がけた背景には、過去の苦い経験がある。

 

安倍政権はサンフランシスコ講和条約発効から61年の2013年4月28日、政府主催で「主権回復の日」の式典を行い、両陛下の出席を求めたが、この日は、条約発効後も米国の施政下に取り残された沖縄にとって「屈辱の日」で、識者らから「天皇陛下の政治利用だ」との声が上がった。

 

今回の150年式典にも世論の批判があり、戊辰戦争で新政府軍と戦った会津藩があった福島県会津若松市は、あえて「戊辰150年」と位置づけ、また日本は明治以降、富国強兵策を進め、その後の日中戦争や太平洋戦争につながったという歴史的経緯もある。

 

A共産党の小池晃書記局長も22日の会見で「負の歴史」を指摘し、「150年を丸ごと祝い、肯定するような行事には参加できない」として欠席を表明し、社民、自由両党も欠席。

 

 新政府軍側の長州藩(山口県)を選挙区に持つ安倍首相は、こうした批判に配慮したのか、式辞では「若い世代の方々には、我が国の近代化に向けて生じた出来事に触れ、光と影、様々な側面を貴重な経験として学びとってほしい」と言及し、菅官房長官23日の会見「(式典は)明治期の取り組みをすべて素晴らしかったという一方的な見方を押しつけるものではなかったと思う」と述べた。

 

この150年の歴史、国内でも評価に異論があるのだから、中韓も歴史問題にこだわるのは無理がないね。

 






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Last updated  2018.10.28 17:03:05
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