ここは、隣が公園のせいか、虫が多い。

まず、私のいる部屋は、蜘蛛がしょっちゅう出没。
甥がランニングから帰ってくれば、バッタも連れて帰ってくる。
得体の知れない、茶色の虫。
ベランダと玄関前には、カメムシ、カマキリ、セミ、クワガタ、蜂・・・
たまにゴキ。

昔は虫が大っキライだった
小さい頃、ひとりで留守番中に、家の中で蛾を発見。
怖くて、暗くなるまで玄関の外で親の帰りを待った・・・
今思えば、そっちのほうがコワイ

どちらかといえば、「飛ぶ・跳ねる・速い」系が苦手。

大人になるにつれ、「虫に悪気はないんだ」と自分に言い聞かせ、だいぶ平気になった。

それは、約2年前。
姉の会社の保養所、軽井沢の別荘に行った時。
到着はすでに夜で、車を降りて別荘に入ろうとしたの。
草ボーボーで足場が悪くて、姪に介助してもらって歩いてたらさ、
足元で何かがワサワサ動くのよ・・・

よく見ると、そこはコオロギパラダイス。
すっげー大量

それに気付いた大の虫嫌いな姪が、ギャアアアァァって暴れ始めた。
大量のコオロギなんかより、私にはそっちのほうが数百倍恐怖。
姪に身をゆだねてるんだから。

コオロギが私に登ってきて、Tシャツの中とか入っちゃってさ。
それ見て姪は、更にパニックさ。

コオロギなんかどーでもいいから、あたしを助けろ！プリーズ。
介助者にパニックになられる恐怖は、未だに消えません。

それにくらべりゃ虫なんてカワイイもんよ。