|
カテゴリ:雑談アレコレ
引用開始・・・(2008年10月2日21時02分 読売新聞)
パリ・モーターショー開幕、日米欧の「エコカー」が競演 【パリ=是枝智】パリ・モーターショーが2日開幕した。 日米欧の各社とも新型の電気自動車(EV)やハイブリッド車を前面に出す「エコカー」の競演となった。日産自動車は小型のEV試作車「NUVU(ニューヴ)」を世界で初めて公開した。 環境に配慮したリチウムイオンバッテリーを搭載し、屋根には太陽電池を組み込んだ。ニューヴの最高時速は120キロ・メートルで、1回の充電で125キロ・メートル走れる。ニューヴよりも高性能な市販EVを2010年に日米でまず販売し、世界に広げていく方針だ。 ハイブリッド車を強化するホンダは、福井威夫社長自らが、来春から日米欧で販売する「インサイト」の試作車をアピールした。燃費を同社の「シビック ハイブリッド」(31・0キロ・メートル/リットル)と同等にして発売する。トヨタ自動車の「プリウス」対抗車種で、福井社長は「地球環境保護と原油価格の高騰で、自動車産業の構造的変化が起こる」と、ハイブリッド車に集中する考えを示した。 トヨタも、全長3メートルを切る4人乗り超小型車「iQ」や、デザインから組み立てまで欧州で行う中型乗用車「アベンシス」を発表した。パリ・モーターショーの一般公開は4~19日。 引用終わり 不思議なんですよ。何が?って・・・。 まずは日産のニューヴの性能。 >環境に配慮したリチウムイオンバッテリーを搭載し、屋根には太陽電池を組み込んだ。ニューヴの最高時速は120キロ・メートルで、1回の充電で125キロ・メートル走れる。 それに対して、トヨタが1997年にアメリカに投入したある車の性能がこれ(『トヨタ『RAV4-EV』---2002年から一般向け発売 2001/12/28』より) >出力50kWのモーターを搭載した電気自動車で、走行時の騒音や振動は全くないのが特徴だ。発売のきっかけは2003(H11年)にカルフォルニアで施行される法律の基準を満たすためだった。最高速度は125km/hで1回の充電で継続走行距離は130~160km。(1997.10) どちらが性能が良いかは一目瞭然。この車、実はトヨタのRAV4をベースにして作った『RAV4 EV』という車です。ちなみにこの車に対する評価がありましたので、引用します(Yahoo自動車ユーザーレビュー『国産電気自動車の最高峰!!』より) 引用開始 トヨタ RAV4 EV 1997年10月~ モデル グレード: L Vコンダクティブ充電タイプ1997年10月デビューモデル 総評 以前、神戸のポートアイランドにあったレンタカー会社「神戸エコカー」で複数回借りて乗りました。 とにかく快適で性能も良く、すごく欲しかったんですが、高過ぎて買えませんでした。 ちなみに米の俳優トム・ハンクスのマイカーはこの車種の輸出向け“RAV4 EV”のインダクティヴ充電タイプです。 長所 ・排気ガス全くなし。 ・走行音が極めて静か。エンジンの振動も無く、すこぶる快適。 ・ATではなく、ギヤチェンジそのものが無い。1段のギヤで発進から高速道路までOKなので、ギヤチェンジのショック無し。 ・電動ヒートポンプ式エアコンなので、スイッチONで冷房はすぐに効く。 ・電気モーターは回り始めからトルクが最大なので、発進時の加速がガソリン車等よりずっとよい。 ・ガソリン車等のエンジンブレーキに当たる回生ブレーキは、モーターの軸が回されて発電し、その電気を電池に回収してくれるので省エネ。 短所 ・車両本体価格\495万と、めちゃめちゃ高価(販売当時は、条件を満たせば国から\160万の補助金が出ましたが……)。 ・家庭用100V電源で充電できない。充電可能場所が少ない。 ・充電時間が結構掛かる(エンプティー→フルチャージまで普通充電で8時間。急速充電も可能ですが、やるとメインバッテリーの寿命がかなり短縮されるとのこと)。 ・電池が高価。走り方によって全然違いますが、一応の目安として5年で電池(メインバッテリー)交換が必要です。その費用が\260万。 引用終わり これをトヨタが開発したのが1997年で11年前、北米で販売したのが2003年ですから、それでももう5年も前です。もしトヨタがこれをもっと改良していたら、短所の面がかなり改善されて、きっと今ごろはもっと安価でかなり高性能のエコカーが出来ていた事でしょう。 ところがその後、トヨタはハイブリッドへ移行した。何故でしょうか?時代を先取りし過ぎた?? 分かりませんねェ。ひょっとしたら某国の某勢力から圧力がかかった、とか?そんな変な事まで考えてしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[雑談アレコレ] カテゴリの最新記事
|