みかん畑の草たち
これまで、一口に「雑草」とか、「夏草」とくくられてきましたが、
各自には固有の名前があります。
繁茂の時期になって、それらの存在を知ることになるのですが、
その時は、草刈り、また草刈で、いつもくたくた状態になってしまいます。
そうしたこともあって、これまでのところ「雑草」は「雑草」のままでした。
せっかくの出逢いですから、ここの認識をあらためて、
草の種類、名称を特定することも大事なことかと思います。
時々少しずつですが、みかん畑の草たちを、
『ミニ雑草図鑑』と照らし合わせて、紹介することにします。
「雑草」その1
1、エノコログサ
(7月19日)
小さい頃、「猫じゃらし」に使い、そう呼んできました。
形がユニークなので種類の特定が簡単に分かりました。
イネ科の一年草で、夏の畑地での強害草だそうです。
7月から9月に円柱状の花穂をつける。
全国的に分布しているとのことです。
雑草その2、メヒシバ
(7月19日)
やはり畑地の一年草で、夏の代表的な強害草だそうです。
細い穂先が幾つかに分かれているのが特徴で、確認がしやすい。
春から夏にかけて発生し、7月から9月に細い穂軸をひらくとのこと。
大量に発生するので、ちょっと手を抜くと畑全体が覆われてしまうとのことです。
やはり、全国的に分布しているそうです。