カミキリムシの幼虫を3匹駆除しました
2月22日(水)は、みかん園の土壌改良のために中耕作業の続きをしました。
4本のみかんの木について、その樹冠の下を中耕しました。
(2月22日)
前回、2月18日(土)から、春一番の中耕作業を始めたわけですが、
その時、みかんの木の基幹のささくれた部分でカミキリムシの幼虫を見つけました。
今回も、基幹に注意しながら中耕作業をすすめました。
そして今回は、4本の内の2本から、3匹の幼虫を見つけました。
樹皮の枯れた部分に注意していたのですが、
(2月22日)
枝が二股に分かれる間で、まず一匹を見つけました。
2センチ位の長さになっていましたから、2年生の幼虫でしょうか。
さらに、別の木ですが、基幹部分のささくれた樹皮をナイフで削ってみたところ、
(2月22日)
チョロッと顔を出しているのがわかるでしょうか。
樹皮の枯れた先端部分にいました。
樹皮の下、幼虫のいた近くには糞もありました。
(2月22日)
枯れた樹皮はナイフで削って落とすようにしています。
かなりの面積を枯らされてしまいました。
カミキリムシの幼虫は、下の真ん中辺に落ちています。
1センチくらいの小さな、比較的に若い幼虫です。
カミキリムシの禍害は、おおくは基幹部分に集中して発生しますが、
そして基幹を禍害されると、木のダメージが大きくて、
木自体が枯れてしまう場合がありますから、要注意です。
しかし基幹だけでなく、枝の部分についても禍害がみられます。
(2月22日)
今回、禍害された枝について樹皮を削って見たのですが、
枯れた部分にはカミキリムシはいないのですが、
中には、枯れてボロボロになった部分にアリが巣をつくっている場合もありました。
地面の中に巣をつくるアリとは違ってつややかなアリで、種類が違うようでした。
さて、土壌改良の中耕は、まだ全体の三分の一です。
9本の木を中耕したわけですが、幼虫の存在に気がついたのは途中でしたが、
したがって、途中からのチェックをしだしたのですが、
その内の3本の木で幼虫をみつけました。かなりの確率です。
あらためて最初の木々についてもチェックしてみる必要があります。
まぁ、この続きは日を改めて、次回に続きをするわけですが。
そろそろ寒さも底を過ぎつつあるようです。
この春一番のみかんの手入れ作業ですが、
さらに速度をあげて、早く全体を当たりきる必要があるということです。