福島県支援の職員旅行に行ってきました
10月14日(日)-15日(月)、福島県に行ってきました。
向かった先の一つは、農民運動全国連合会(略・農民連)の福島農民連が主催する「産地直売センター」でした。
「産直カフェ」という名前のお店で、福島県庁の近く、川を渡ったところにありました。
(福島県福島市大森字日の下4-1 電話024-546-8655)
東京を朝8時に出て、東北自動車道を福島に向かいましたが、
走っていると、今この地域一帯は、お米の収穫期であることが見てとれます。
収穫作業でコンバインが動いているのも見かけました。
すでに7割がたのお米の収穫は終えているようにみえましたが、
まだ黄色の稲穂が垂れていて、これからの所もありました。
やはりこの地域は、日本の穀倉地帯だと実感しました。
「産直センター」について、
お店の方から、営業の様子を説明していただきました。
昨年の地震から、さまざまな苦労してお店を開いてきたこと。
地震直後の苦労から、現在時点での放射能での苦労の状況をお聞きしました。
お客さんたちにある不安をどの様に解くのかが、やはり大きな問題だと。
風評被害もあって、従来のようには販売できていない事態があるようです。
この「産直カフェ」では、放射能の検査機を置いているそうです。
店舗で売っている農産物は、「すべて検査しており、安全です」と。
今農家は、安全な農作物を提供するようにしているので、
こうした農産物を安心して買って、食べていたい、と。
当方も支援になればと、ささやかな協力です。
福島県といえば、やはりお米です。
見てきたとおり、日本のお米の主要産地の一つですから。
それから果物です。今回はリンゴです。
山側の畑には、赤くリンゴがたわわになっていました。
帰ってから、さっそく試食したのですが、
さすがですね、丹精してつくったものも、美味しかったですね。
大事なことは、生産者にはしっかりと安全な食材を提供してもらい、
それを消費者が信頼して、安心して購買され、美味しく食べてもらえること。
産物を供給する農家が、自信をもって生産し、販売されるようになること。
農家と消費者とが、この当たり前なふつうの循環が活発になるように、
今、そのために国や自治体が親身な知恵と力を発揮すべき時です。