4510292 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

みかんの木を育てる-四季の変化

みかんの木を育てる-四季の変化

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

はなたちばな3385

はなたちばな3385

Comments

渡政(わたまさ)@ Re:マルクス「ヘーゲル弁証法批判」17「自己意識の外化としての世界」2(04/26)  「幕間での一つの整理」は、唯物論と唯…
hanatachibana@ Re[1]:マルクス「ヘーゲル弁証法批判」16「自己意識が外化しての世界」論(04/23) 渡政(わたまさ)さんへ 「自己意識の外在…
渡政(わたまさ)@ Re:マルクス「ヘーゲル弁証法批判」16「自己意識が外化しての世界」論(04/23)  「これまでの考察をまとめてみると」は…
hanatachibana@ Re[1]:市政を動かした八王子市民-学校給食の無償化実現へ約束しました(04/13) 蕗さん8256さんへ 広い八王子の端っこの地…

Favorite Blog

また雨 New! 豊田年男さん

横須賀市浦賀の旧跡… New! jinsan0716さん

ジャガイモ発芽、タ… ケンタロー (la joie de vivre)さん

ブルーベリーの特徴 桃_太郎さん

軽井沢発地ベリー園… hotchi-berryさん

Keyword Search

▼キーワード検索

Rakuten Card

Freepage List

Headline News

2019年10月08日
XML
カテゴリ:チョットひと旅

​義母が群馬県・中山を散歩してきました​

10月7日は義母(91歳)の介護で、群馬の中山盆地を散策してきました。
そこは、沼田や後閑の利根川沿いの地から、北方にひと山上ったところにあります。
よく手入れされた水田が広がっていました。今は稲刈りをした後でした。
そこには、道の駅がありました。



この中山盆地は、私などは初めて行ったところでしたが。
義母にとっては、その昔、親類に当たる人が住んでいたところなんだそうです。
利根川からひと山超えた奥には、整備された水田が、日本の原風景がひろがっていました。

その盆地の中ほどには「道の駅」があって、人々の暮らしをうかがわせる作物が並んでいました。
その中から、私などはトマトとキュウリ、ネギや小松菜、リンゴ、そして地酒を押さえました。

中山から山道を南に下ると沼田にでます。
この地域では、なんと言っても沼田が中心です。
その沼田城の跡を見学してきました。



「ほら、あの方角が、あのあたりが月夜野だよ」
地元の生活者ともなると、郷土の歴史を散歩するようなことは、なかなかないようです。
『ここはどこだい』『なんだ沼田か』、『綺麗でよい景色だね』『日本というのは広い国だね』、
義母は、日ごろとは生活範囲が少しだけ違うだけなんですが、
まるで初めて見た景色であるかのように、何事にもしきりに感動していました。
『いいところだね』『こんなところ、初めてきたよ』と。


当方にとっても、この散策をともにすることは貴重なもでした。
だいたい、みかん園のある小田原とこの沼田は縁があるんですよ。
秀吉が全国統一の総仕上げ、小田原城の北条氏を攻める口実となったのが、この沼田の地ですから。
北条氏の沼田城とって、平地をはさんだ真田氏の名胡桃城は、目と鼻の先です。
もちろん肉眼でもみえる、すぐ近くの位置にあります。
沼田城からして、向かい側の山にある真田氏の名胡桃城は、目の上のたんこぶだったんでしょうね。
そのちっちゃな土塁の城を、沼田城の北条氏側は攻めちゃった。

そのことが、大問題とされたわけです。
みかん園のある小田原・石垣山に豊臣秀吉が、全国から大軍を終結させた。そして、石垣山に一夜城をつくって、眼下に見下ろす小田原城を、この関八州の中心(首都)の北条氏の小田原城を攻める、天下統一の戦の口実となったわけですから。
そのきっかけとなったのが、小田原からはるかに離れた群馬の沼田の地での小さなトラブルだったわけです。それをさらに遠くの京都・大阪からみていた秀吉が、全国総動員して小田原城の北条氏をめる口実にしたわけですから。
歴史というのは、ささやかな偶然をとらえた必然的な力であり、不思議なものですね。

ということで、今回も、日ごろのみかん農夫の仕事からしたら、得がたい貴重な旅となりました。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019年10月08日 19時40分33秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.