東京からのみかん狩りツァー
今日は雨が降ってますが、昨日・11月21日は快晴でした。
その快晴の日に、東京から一行・21人が、小田原へみかん狩りにやってきました。
多摩ニュータウンの団地に住んでいる人たちですが、
日ごろのあれこれの苦労を、この旅でリフレッシュしてもらうことが眼目なんですが。
今回の企画の中身は、
1.みかん狩りとその自然満喫、2.相模湾の地魚と景観を楽しみ、3.箱根湯本の温泉で疲れを流す
みかん園は、今、みかんの成熟が始まりだしており、
一年の中で、最もはなやかで、活気のある時期に入りつつあります。
ツァーの一行が、みかん狩りをしている時の様子です。
本来なら背伸びしなくても採れる位置に、みかんが沢山なっているはずなんですが、
その部分のみかんは、イノシシがほぼ完全に平らげちゃっているんですね。
猪が背伸びしても届かない位置にあるみかんを、人間が収穫している次第です。
今、みかん農家が置かれている状態を少しでも知っていただき、
都会の人たちに、少しでも収穫作業を体感していただこうというのが、
受け入れをしているみかん農家の方のおもいなんですね。
せっかく70キロの旅をして、小田原まで出かけて来てくれたわけですから、
遠路ここまで来て、相模湾の地魚を賞味しない手はありません。
真鶴の食事処「まるなか」、ここまで、ちょっと足を延ばしました。
用意していてくれたこの日の地魚ですが、
1.コダイ、2.ヤガラ、3.カンパチ、4.カサゴ、5.ムツ、6.イナダ、7.メアジ、でした。
これらが船盛にされて出てくると、ながめるだけでも楽しませてくれて、すごいんですが、
その味が、なんたってさばきたてですから、鮮度が抜群で、美味しいんですね。
この美味しさは、流通がさかんの大都市・東京でもかなわない味です。
なんたって、お店の人の心意気がちがいます、
東京からのお客さんを、もてなそうとしてくれている気持ちが伝わってくるんですね。
一行は、このあと、箱根湯本の温泉に向かいました。
ここまできて、箱根の温泉を楽しまない手はありません。
幹事さんが、事前にきて、下見してくれてるんですよ。
当方はというと、ここで別れて、みかん園にもどり、みかんの収穫にあたりました。
なんたって、翌日が雨模様とのことでしたから、この日しか収穫は出来ません。
みかんの成熟にあわせるには、収穫のテンポアップが求められだしているんですね。
午後3時から4時20分まででしたが、
陽が傾くまでの1時間20分間でしたが、2.3コンテナの収穫が出来ました。
午後4時になると、みかん園にはチャイムの音が鳴り響きました。
これは「そろそろ作業を終えて、片付けるべき時だよ」との合図です。
今回の、みかん狩りツァーの受け入れと、自分自身の収穫作業は終わりました。
これから、いよいよ、猫の手も借りたくなるような収穫の時に入っていきます。