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みかんの木を育てる-四季の変化

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2021年04月25日
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カテゴリ:お茶

​真鶴のみかん園でのお茶摘み​

本日、真鶴のみかん園の周辺にあるお茶の木から、茶摘みをしてきました。
みかんのコンテナ箱で半分弱、めかた1.6キロの茶葉のお茶摘みでしたが。

小田原から湯河原にかけてのみかん園の周辺には、たいがいお茶の木が植えられています。
お隣との境界をしめすものでもあり、防風林をかねているのかもしれません。

例年では、五月のゴールデンウィークあたりが、茶摘みの時なんですが、
ことしは、自然の移り行きが少し早いようです。



当方の場合は、みかん園の周辺にお茶の木が30メートルくらいあるだけなんですが。
それでも、そのお茶の葉をほっぽりぱなしにしてはもったいないじゃないですか。
当地の農協は、期間限定で農家のために製茶工場を稼働させるんです。
そこには、先人たちの努力があったからこそ、その共同事業があると思うんですよ。

でも、ことしは、少し違うんです。
何でも「コロナ」といえばやることの大義が立つとでもいうんでしょうかね。
農協の口座を使う人でないと製茶の受付しないと、新たな垣根を付けたんです。


農業協同組合ですよ、それが「お上のお達し」ではないけれど、勝手なルールをつくって、
それを決定と称して、一般の農家に押しつけてきたんです。
私などにとっては、この数年の製茶工場を使わせてもらって、
これぞ農業協同組合だと、歴史的事業をたいへん評価してきていたんですが、
今回の、突然の藪から棒に、
「農協の口座引き落としでないと、茶葉を持ってきても製茶の荷受けはしない」などとのことに、
末端の職員とケンカしても始まりませんから、引き下がってきたんですが。


農協というのは、そもそもは農家の協同組合として、農家の利便をはかることに、その存立意義があったはずなんですが。
最近では、どうもその根本的な基盤が、その立場と精神が、おかしくなっている面があるようです。
農政もダメな農政ですが、そんな時にこそ、現場の農家の利便を図るのが協同組合の役割のはずなんですが。どうも、首をひねらざるをえません。

まぁ、人間社会、日本の農協社会がどうなっているかは、ともかくとして。
今年の自然、お茶の話です。



今年のお茶の葉の生育ですが、こと神奈川県の真鶴に関しては、順調です。
先日、切り枝の始末で寄ったところ、お茶の葉の生育がすすんでいるのに驚かされました。
例年なら、5月のゴールデンウィークあたりが茶摘み時なんですが、
それが、もはや茶摘みをすべき時期だと、お茶の木がアピールしてたんですね。
例年よりも、今年は1週間早いんです。

だいたい農業の作業というのは、自然に合わせるというのが基本です。
工場生産の残業とか、夜なべ仕事のように、売れるからといって人間の勝手な都合をもちこんで生産を増やそうったって、農業はそうはいかない。
もしも無理して自然に強いれば、必ずしっぺ返しをくらうことになります。

今回は、お茶の話でした。
私のお茶との出会いを紹介しておきましょう。
一つ過去のブログを紹介します。
2012年のブログですから、今から10年くらい前になります。

もう一度、お茶摘み交流会の様子を紹介します
| みかんの木を育てる-四季の変化 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

静岡県藤枝市で開かれた、お茶摘み交流会に参加してきました | みかんの木を育てる-四季の変化 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)


お茶の木への対処をどうしたらよいのか。
みかんの手入れが少し落ち着いたら、次に出てきた課題がそれでした。
お茶の産地へ、研修企画に応募していってきたんです。
このじき、静岡の広いお茶畑では、せっせと茶摘みが行われていると思います。

「日より続きの今日この頃を、心のどかに摘みつつ唄う、
摘めよ、摘めつめ、摘まねばならぬ、摘まにぁ日本の茶にならぬ」

この「心のどかに摘みつつ」という点ですが、これは応援歌としての表現で、
美辞麗句だとおもいます。
はたらき手を励ますための表現だと思うんです。
現実はきびしく、単純な手摘みの作業を延々として、限られた時間内におこなわなければならない、
それを励ますための歌だと思うんです。
それを応援するための歌だとおもうんです。


もっとも、今は、機械を使って、効率的に茶摘みをしているでしょうが。
手摘みの当方としては、機械化される前の明治・大正のお茶娘の苦労を感じさせられています。
それと同じ茶摘みをしているんですから。時代による同じ作業の違いがそこにはあるんですね。

「摘まにゃ日本の茶にならぬ」というのは、
これは、ごもっともなことなんですが。
問題は、茶摘みの仕方が、時代により変わってきているということです。
皆が皆、お金があって、機械への投資が出来るわけじゃないんです。
手摘みも、私を含めて、今でも小零細農家では普通におこなわれているんです。

ということで、今日は、お茶摘みをしてきました。
真鶴園で、午前8時から11時まで、1.6キロの茶葉を摘みました。
それを農協ではなくて、共同で加工してくれている製茶工場に出してきました。
農協も、自分自身の今のあり方を考え直さないと、なにも営利会社じゃないんだから、
農家あっての農協なんですから、上位下達で特定の仕方をしないと受け付けないなんて、
こんなやりかたでは、その未来はありませんね。
「いったい何やってんですかね、この役員の人たちは、雁首揃えて」と言いたくなります。






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Last updated  2021年04月26日 06時26分27秒
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