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カテゴリ:本棚で見つけたこの一冊
『日本共産党百年史』を読む(その3) 『日本共産党百年史』を読んでます。 今回で、三度目ですが。
一、9月17日「赤旗」に志位和夫委員長の記念講演が掲載されました。 『百年史』はタブロイド判57ページと、百年の歴史ですから、大部なものじゃないですか。 前回にも、紹介した感想なんですが。 何百年とつづいてきた「お上に盾つくことは、死罪を申し付ける」の歴史のなかでのことじゃないですか。どれだけの勇気と覚悟を必要としたか。 この今日あたりまえな歴史認識に立ったとき、今でも『共産党はなくなった方が良い』などと言ってる政党幹部がいるわけですが。これは共産党の名誉というより、歴史と科学に対する屈辱するものじゃないですかね。公人としての資格なしだと思うんです。 『日本共産党の70年史』などは、その点をかなりリアルに探っていると思うんです。プロレタリア文学運動などの分析もかなりの紹介をしています。 ただ、それを全部紹介するとなると、百科全書のようになってしまい、誰も読み通すことは出来なくなります。ましてや、新たな今日的課題に焦点の光を当てれなくなりますから。全体のバランスや焦点となることが明確にされること大事になりますから・・・。きっとそんな模索もあったんじゃないでしょうか。そしてて、今回の『百年史』の形にまとまったんだと想像します。 このへんの苦労というのは、8月16,17日付「赤旗」の4者の座談会に、いくつかうかが得れるんですが。
これが、今の時代に、戦後世代にとっては、「戦前の日本社会の困難」ということが、なかなかとらえにくいんですが。講釈しても、なかなか理解してもらえないんですが。 「日本共産党の百年史」は、私たちがそれぞれに体験してきたことに問いかけています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年09月21日 13時58分30秒
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