総選挙の東京・八王子のひとコマです
いろいろあったこの総選挙ですが、その中でのひとコマです。
今、まさに投票が行われている最中ですが。
私などには、その結果は分かりませんよ、
しかし、この総選挙の確かな一コマの紹介です。
私など齢70も過ぎると、
天上から下界を見てみているようなもので、この総選挙の白黒の審判は明らかじゃないですか。
しかし、金縁、地縁、血縁と、いろいろ関係あるこの政治社会ですから、
「木が沈んで鉄が浮く」、そうした事態が、一般的に多々あるじゃないですか。
砂漠に水ですが、少しでも前にすすめようと。
「10月25日に、南大沢駅に吉良さんが来るから、参加してほしい」との連絡があって、
それで、住んでる鹿島の地域の知人たちに連絡したんです。
すると、待ってましたとばかりで、
「私、吉良さんは好きだから」との人もいたりして。
それで、呼びかけた手前、会場の京王線の八王子・南大沢駅に30分前に行ったんです。
すると、すでに、一生懸命になってビラまきしている高齢夫人がいたんです。
それは私などが声掛けした人なんです。
88歳の夫人が、駅を乗り降りする人たちに、「女性の党首です」とビラ配りしていたんです。
私などは、このご婦人が高齢であることを知ってますから、心配したんです。
転んでもしたら大変だし、激しい選挙戦で反感者もいるから突き飛ばされたりしたら危険だと。
「われわれ、がんばっているけど、力にも限界があるから、ちょっと縁石に座っててよ」と。
しかしダメでした。一時はベンチに腰かけるんですが、
すぐに、人が来ると動き出して、
また「私この人が好きなんです。女性の委員長です」「日本共産党をおねがいします」と。
南大沢駅の改札口を行き交う人たちにたいして、声をかけてビラを配りをしだすんです。
この熱意に、私などは敬服するばかりでしたが。
やがて、日本共産党・吉良よし子参議院議員がやってきました
京王線・南大沢駅での午後3時からの日本共産党の駅頭宣伝です。
望月しょうへい市議が司会をして、
大学院生、被爆者団体協議会の市民のかたからの発言、
アオヤギゆき子都議も「市民の力が都政を動かしている」との演説です。
吉良よし子議員の演説ですが、
さすがです、一番若いのに、もっとも迫力があって、さすが日本共産党でした。
一行が到着したとたんに、われらがご婦人ですが、すぐに、ベンチからただちに立ち上がって、
こんどは、それぞれの弁士の人たちに対して、その一人ひとりにたいして激励に動きだす。
しかも、弁士にたいして渡すためのプレゼントまでも用意していました。
しかしこれは、駅前を行き交う大勢の人たちの中ですから、
高齢な夫人にとっては、危険な動きだったんです。
がしかし、もうとめられません。
もう止めようがなく、動き出すんです。
道行く人たちをかき分けて、来てくれた弁士たちとのエールの交歓です。
それは人生の中から出てくる底力でして、
危険などどこ吹く風で、もう静止しようとしても仕方ありませんでした。
しかし、そのおかげで、この一枚のショットです。
若いですね、
吉良さんも若いけれど、それに引けを取らない若々しい熱意ある姿でした。
この思いというのは、長年経験してきた人生からの正義と真理観からの思いですから、重いんですね。
これは、国民の良心の底深い、地の塩から、吹き出してきた言動ですね。
しかし、今日はいよいよ投票日です。
あと、投票締め切り時間は4時間後、その後で開票が始まります。
その国民の審判が、結果がでます。
こうした努力の、みんなの力の合力です。
やがては勝利しますが、
それでも、お互いに明日の未来を、少しでも早く引き寄せたいですね。