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テーマ:お勧めの本(7220)
カテゴリ:小説
友人のS氏に感謝しなければならない。
S氏に以前より薦められていた時代小説 『八朔の雪 みをつくし料理帖』 を読んだ。 半日で読破。 まあ、短篇とまでは云わないが 読み易いのも手伝ってか あっという間に読んでしまった。 サブタイトルに料理帖と書いてある通り、 料理をテーマにした時代小説である。 天性の味覚と負けん気の強い女料理人・澪は 常に料理に対して向上心を持って真摯に向き合っている。 そんな澪が江戸料理番付ナンバー1の 「登龍楼」に料理の腕を妬まれ 横車を押される。 そして澪は決然と料理対決に挑む。 ネタばれするのでタイトルの『八朔(はっさく)の雪』 については言及するのを避けよう。 兎に角、面白く猛烈に感動する。 作家・高田郁氏は これから注目すべき人であることは間違いない。
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最終更新日
2011年01月17日 11時57分20秒
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