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テーマ:お勧めの本(7220)
カテゴリ:小説
『蜻蛉剣』を読み終えた。
『竜門の衛』でスタートした 三田村元八郎シリーズも本作をもって 幕を閉じることとなった。 なんとも名残惜しい。 彼の活躍がこれで最後かと思うと ちと寂しい思いに囚われてしまう。 三田村元八郎の表の顔は勘定衆道中方である。 しかし、その実態は将軍家重の命を受け動く 将軍家見聞役であるのだ。 宝蔵院流鎌槍の創始者・宝蔵院胤栄が伝えし 一子相伝の必殺剣「宝蔵院一刀流」の 遣い手である三田村元八郎の活躍を描く 痛快時代小説。 このシリーズの最大の魅力は 天下の政(まつりごと)の裏に暗躍する 忍と御庭番との代理戦争である。 その渦中に巻き込まれていく三田村元八郎。 歴史上の実際の事件をモチーフに 新解釈を構築、 稀代のストーリーテラー・上田秀人の筆が踊る。
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最終更新日
2011年01月24日 13時25分08秒
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