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2011年03月25日
テーマ：お勧めの本(7220)
カテゴリ：小説
那智滝は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智川にかかる滝。 落差は133m。 華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。 2004年7月、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録された。 那智の滝とは「那智四十八滝」といわれている中の一の滝の事である。 これを「那智山飛龍権現」言う。 古来人々がこの天然の飛龍を神と信じた。 しかし、この滝に身投げして死ぬ男女は昔から後を立たない。 那智神社の神官「鳥飼又三郎」によって記録された 「那智滝投身人別帳」なる書き物がある。 投身者があるたびにこれを記録しその人となりを調べて、投身帳に書いたのだ。 この実話をもとに書かれたのが『那智滝情死考』である。 絶望の先に彼らは何を見たのか・・・。  にほんブログ村  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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