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テーマ:お勧めの本(7220)
カテゴリ:小説
友人のS氏に薦められていた
伊坂幸太郎を図書館から借りてきた。 数ある著作の中、選んだものは文句なく面白いといわれる 『ゴールデン・スランバー』だ。 堺雅人さん主演で映画化されたアレ。 仙台が物語の舞台ということもあり、 迷わずこれに決めた。 流行ものはあまり手を出さない僕ではあるが 小説を生業にしているS氏が 絶対面白いから、と薦められるままに読んだのだが・・・。 感想からいうとこの作品、 とっても映画的。 そう、ハリウッド映画のシュチュエーションに 「よくこんなのあるね」といったようなものだ。 伏線とかやたら張り巡らされていることが かえって読み手の興を削ぐではないか、と思った。 正直、映画のための小説だと感じた。 コレはコレで面白い話ではあるが 小説にする意味があるのか、少々疑問。 堺雅人さんという俳優はとても好感が持てる人。 映画のほうはまだ観ていないから 想像でしか言えないが 物語全体の緊迫感が重要であり それが出せるならば映画的リアリティーが 高まるだろう。 展開も速く、スピード感のあるストーリーも 好まれる筈だ。 映画にしたらスマッシュ・ヒットぐらいするだろう。 と、思ったりして。 この小説のいいところ。 とっても読み易い。 気軽に読める、などなど。 ハリウッド的映画の好きな方には 特にお薦め。
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