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西鶴身辺雑記

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焼屋西鶴

焼屋西鶴

2011年07月14日
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カテゴリ:小説
花村萬月という作家も痛かったけど

平山夢明も負けず劣らずとっても痛い。

人間に痛覚というものが存在する限り

内外問わず刺激に対してとても敏感である。

度を越した、例えば、殴る蹴るなどされれば

当然痛いわけだ。

これらのことを踏まえた上でも活字によって

読者に対して痛みを感じさせるには

相当以上の表現力が必要とされるだろう。

この平山夢明の書く小説は正にそれをやってのけているのである。

とっても痛い小説なのだ。

彼との出会いは2006年に発表した

『独白するユニバーサル横メルカトル』

第59回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した

この作品の奇妙なタイトルに目が惹かれたのである。

「他人事(ひとごと)」は、

図書館で借りてきた。

こんな田舎の町にも平山夢明を借りる人がいるのだ。

この本、表題作の「他人事」を含め

『倅解体』『仔猫と天然ガス』など全14編からなる

短篇集だ。

小説家の他に映像作家、漫画家と肩書を持つ彼の

独自の視点を思う存分味わいたい方は

どうぞ手にとって見てくれ。

但し、それなりの覚悟が必要である。

救いようのない理不尽な暴力。

くどいようだが、とても痛いからです。

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最終更新日  2011年07月14日 07時25分26秒
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