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カテゴリ:山登り
東京都民の水源の山である。東京都水道局によって整備されている登山道はとても歩きやすかった。山頂までの厳しさは想定内であるが、下山の長丁場は辛いd(^-^)ネ! 辛くても歩かないと帰れないので、ひたすら歩くのだが・・・。でもとても良い山だった。厳しさも眺望も楽しさもピカイチ。毎回の山行には物語がある。今回はリーダーがスイカを持って来ていた。誰もリーダーのザックにスイカが入っているとは思わないよ。会員からは「こんな大きなスイカ、嬉しいが次回は小玉スイカにしていいよ」と。秘かに壊れないように大事に背負っていたんだと思うと、その人の人間の強さと優しさを感じるのである。 登山口(作場平)9:15→笠取小屋11:00~11:07→小さな分水嶺11:25→笠取山12:05~12:45→笠取山山頂1953m→水干への分岐13:25→黒エンジュ14:07→下山(中島川口)15:05 山頂1953m 作場平口1310m 中島川口1346m 標高差 登り1953-1310=643m 下り1953ー1346=607m
登山口(作場平) 9:15登り始めた。
小さな分水嶺の標柱:山梨県甲州市側は多摩川へ、山梨県山梨市側は富士川へ、埼玉県秩父市側は荒川へと別れていると書かれている。
小さな分水嶺を出ていよいよ笠取山へ向かう。後方のとんがった山が笠取山である。厳密には山頂は見えないが・・・。
やれやれ山頂だ!厳しかった。急登は15分から20分歩くと山頂だから休みながらゆっくり歩こう確かに15分で登頂したが厳しかった。思わず来た道を振り返って見た。
厳しい急登になってリーダーがバテ気味になっていた。その理由は大きなスイカの入っていたザックを背負っていたのである。お疲れさまである。リーダーの苦労がやがて全員の歓声に変わった(-_-;)ホントカ・・・オイ・・・ホント!
スイカ、美味しかった!!ごちそうさま!次回は小玉でいいよと。
雲がかかっていなければ、富士山も他の知っている山も見えたはず。でもそれだけでもあの山並の美しさに感動だった。
スイカも昼食も腹いっぱい食べて、下山が始まると厳しい大きな岩が登山道にドーンと座っていた。ちょっと難所。
こちらも大きな岩が登山道にドーンと。
笹が枯れていて不気味。山登りをしてこんな枯れ笹に出会ったのは初めてである。昨年五色が原散策で案内人によって笹の一生を聞いたことがある。笹は地下茎を伸ばして増えていく植物で、もしかしてここの笹は同じ地か茎でつながっているのかもしれない。笹の開花は周期が60年~100年で、花を咲かせ種子を実らせて、笹が枯れて一生が終わるのだそうだ。枯れた笹が回復するには10年以上かかるといった。昔の人たちは竹や笹に花が咲くと不作(凶事)の前触れと恐れられていたという。こういう光景に会うというのは66年生きて来たからかなあと。
下山口は中島川口 15:05着
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最終更新日
2016.07.12 20:23:17
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