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2008年02月18日
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カテゴリ:
■気になる本  - 自信のない女がブランド物を持ち歩く -
---------------------------------------------------------

 ここのところ、自分の時間がまた削減されました。そのため、
読書が継続していくのか、自信がなくなってきています。

 ただ、中断しても、間隔があいても、いい本(まったく独断と
偏見で決めていますが)を紹介していこうという気持ちに、
変わりはありません。もし、間隔が長~く空いても、
 どうぞ、気長にお付き合いしてくださいませ。    さて、


 2月13日、 法務省(鳩山法相)は、「民法の定める
成年年齢を引き下げるべきか否か」を法制審議会(法相の
諮問機関に諮問しました。

 法制審議会は1年後をめどに答申する予定というニュースが
各層、各著名人の多数の意見を噴出させ、新聞各社も自説と
いうか社説を述べています。

 まず、なぜ、このようなことを検討する経緯になったのか、
その背景、狙いがピンときません。

 少年の凶悪な犯罪があるたびに成人年齢論議がでたことは
ありましたが、具体的には何もありませんでした。

 もともとは、日本国憲法の改正手続に関する法律等(衆議院)
は、安倍政権のときに強行採決したものではありませんか。
そして、そのなかには、時限爆弾といってもいい付帯決議
が入っていました。

(参考)日本国憲法の改正手続に関する法律案 等

------------------
 (法制上の措置)
 第三条 国は、この法律が施行されるまでの間に、年齢満十八年以上
満二十年未満の者が国政選挙に参加することができること等となるよう、
選挙権を有する者の年齢を定める公職選挙法、成年年齢を定める民法
(明治二十九年法律第八十九号)その他の法令の規定について検討を
加え、必要な法制上の措置を講ずるものとする。
-----------------------

 でも、この日本国憲法の改正手続に関する法律に従って成年年齢を
引き上げなければならない という規定ではありません。他の法律が
成年年齢を20歳のままでしたら、この法律も18歳ではなく、
20歳にするという付帯決議が入っています。ですから、急ぐ必要
がないものです。

 たしか、当時は憲法改正論議が盛んで、この年齢問題は大きく
取り上げられた記憶はありません。マスコミもそうだったと
思います。

 でも、改めて今回のマスコミ報道をみていると、200を越える
法律の改正が必要になり、大変な作業であることもさながら、その
根本を質した報道がないのは残念です。

 特に、「成人年齢 民法も「18歳以上」が国際標準だ(2月
14日付・読売社説)」は、新聞としては論外です。単なる年齢
比較だけで、論争をしていいはずがありません。そんな薄っぺらい
情報で、国民に知らせる立場であるというのは哀しいことです。

 日本の現行民法は「20歳をもって成年とする」としています。
明治29年に制定されているのです。

 とすると、各国もそれなりの時代背景、経緯があるはずで、
それらも一緒に報道してくれないと、単なる年齢だけの論議には
乗れないと思うのです。

 ひょっとしたら、安倍政権の時に、年金崩壊が現実的に検討
されていたのではないか、また高齢者医療負担も同様に考えて
いたのではないか という穿った見方をしてしまいます。

 成年年齢を引き下げるということは、年金や社会保険関係の
実質負担増加を引き起こすことになると私は考えます。

 こういうことを200以上の法律で個別に具体的に考えないと
いけないのです。勿論、学校教育に関するカリキュラムの見直し
もでてくるでしょう。

 もっと根本から考えていきたいと思います。


 さて、いま人と同じことをしないといけない という一種の強迫
観念が蔓延しているのではないでしょうか。そんなのは、根本を
考えれば、自己仮想化というか、誤ったことであると思うのです。

 日本人の行動や考え方が、他の国の人達からどのように
見られているのか、また、他の国の人達と比較してどうか と
考えるとき、海外から日本をみてくれている人や海外経験の
ある人が述べているのにはありがたい気持ちです。


いま、
「自信のない女がブランド物を持ち歩く」(著者 マークス寿子、
出版社  株式会社草思社、発行年月 2002年03月26日 第1刷)
を読んでいます。

 著者は、マークス 寿子さん。プロフィールは、次の通りです。
1936年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。
都立大学大学院博士課程修了。
1971年ロンドン大学LSE研究員として渡英。
1976年マイケル・マークス男爵(Lord Marks)と結婚。
英国籍と男爵夫人の称号を得る。
1985年離婚。エセックス大学現代日本研究所講師を経て、
現在秀明大学教授として日英間を往き来している。


 とにかく、著者のタイトルに惹かれました。

 著者は、イギリスでの居住体験に基づいた日本論、いいえ、
日本人論を展開しています。勿論、過去との比較もしながら。

 注目した点は次の部分です。
■子どもに教えられない親(と社会 といったほうが現実的)
■お礼が言えない(□親も子どもの前でお礼が言えていない)
■イギリスの10代出産の理由(□しっかりしたサポート)
■自分の生き方も決められないのにブランド品
■知的と個の確立
■動物の本能の一部が欠落(育成を忘れた日本の人という動物)
■イギリスでは、子どもを育てるプロ「ナニー」がいる。
■イギリスでは、人を呼ぶのにその人の名前や姓名をいう。
 (□決して、○○ちゃんのおかぁさんという言い方はしない)
■家事や子育てが犠牲?(日本人にはケルンをつくるという
 意識はないのか?)
■「女の一日」ではなく、「女の一生」で考える
 (そうすると、家族に一笑がでる)
■社会のルールが法なら、家庭にはまもらなければならない
 ルールがある。
■虐待の日英差
■個人コントロール能力の低下(我慢ができない日本の動物)
■日本人全体が人生経験をしていない(□理性は育むもの)
■学校では感情のコントロールができない

 著者の本を読みながら、ちょっと気になる箇所、気に入った
箇所には、付箋紙というか使用済の小さな紙片をはさみ、
そこに自分の考え等を記録しておきます。

 あとで振り返るとそれらをまとめあげれば、なんとか
大勢をまとめることができます。

 前述の■は、著者の言葉。そして括弧にして□のことは
著者の説明から抜粋。そして、□がないものは単なる
私の戯言。


 話は変わりますが、先週の衆議院予算委員会。ネットの
ビデオでみたのですが、ニュースになるような質問と回答が
でてきているのに、なぜ、マスコミは当日のニュースや
翌日の新聞で報道をしないのでしょうか。

 まず、私が見た範囲で鋭い質問をした方々です。
2月12日 (火) 馬淵澄夫(民主党・無所属クラブ) 道路予算
2月13日 (水) 細野豪志(民主党・無所属クラブ) 第二の埋蔵金
2月14日 (木) 長妻昭(民主党・無所属クラブ)  年金問題

 いずれも民主党ですが、野党であるから追求するのは、
しかたがありません。しかも、追求の仕方が論理的であり、
入手困難な行政情報をもとにした質問です。

 彼らに対する回答をしている大臣、官僚。あれで質疑に回答を
しているというのでしょうか。恥ずかしくて子どもに見せられる
内容ではありません。6歳以上参照禁止ビデオみたいなものと
マスコミは扱っているのでしょうか。

 重要なことを質問しているんですが・・・。回答が、
質問の趣旨にあっていなくトンチンカンです。バラエティを
みているようです。

 もっと、日本のマスコミは、国会中継、又は録画を放送して
ほしいものです。CMも極力少なくして。ニュース番組で
国会中継の一部を抜粋して報道している局もありますが、
全体をみたときに、恣意的に抜粋しているな ということが
わかります。

(参考)衆議院 ビデオライブラリィ


 尚、今週は集中審議が行われます。馬淵澄夫氏は、メルマガで
----------------------------------------------------
 岡田筆頭理事から、来週の木曜日の「道路」集中審議の出番を
指名される。
 総理出席テレビ入りとなる「集中」は、この総予算審議では初
めて。地方と中央の公聴会が水、金とセットされさらに翌週の
火曜日にはテーマは未定だということだが「年金・医療・格差」
などの分野で集中もあるという。いよいよ、ヤマ場を迎えるこ
とになる。(2/16)
-----------------------------------------------------
と熱意を露わにしています。

(2月18日)


自信のない女がブランド物を持ち歩く





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最終更新日  2008年02月18日 09時30分17秒
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