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2021/06/20
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テーマ:水族館(106)
カテゴリ:水族館
1か月だか2か月だか前に、衝撃的なニュースがあった。

我が神奈川県における貴重な水族館、油壺マリンパークが今年の9月いっぱいで閉館してしまうというのだ。発表では施設の老朽化などを謳っていたが、なんかそれ以外の理由が色々ありそうでどうにもモヤモヤしてしまう。

この少し前にオオワニザメが搬入され話題になっていたので、とても残念。



このニュースの直後には人が殺到するだろうという推測の下、少し期間を置いて行ってみることにした。マリンパークに訪れるのは数年ぶり。一人で来るのは実は初めて。

京急に乗り横浜から三崎口へ。三崎口からバスに乗るので、三浦半島1DAYきっぷ(横浜からだと1440円)がお得。マリンパークの割引も付いている。


バスに揺られて20分くらい。マリンパークに到着(写真は帰る時のだけど)。


懐かしいなあ。まあ実をいうと幼い時に来た時の記憶がほとんどなくなってしまっていたので、思い出話よりも改めて訪問して思ったことを書いていこうと思う。



マリンパークといったらこれだよね。メガロドン。ここでみんな記念撮影するでしょ。



ここの前のタッチプールにはドチザメとかがいたんだけど、コロナの影響で空っぽになってしまっていた。残念。


いや、イラストの生き物のチョイスがすごいよ。タツナミガイがマスクしてる。




水族館「魚の国」(水槽展示のメイン館)を入ってすぐのチョウザメ水槽。これも印象深い。


ここのシロチョウザメはなんと飼育49年。俺の1.5倍以上生きてるじゃん…。


で、すぐに相模湾(主に三浦半島)の環境展示の水槽コーナーに入る。県内の水族館で相模湾の自然を紹介する園館はこことえのすいくらいだろうか。



実際に自分で働けていないのでなんとも他人任せな発言になってしまうが、大好きな相模湾の自然を水族館からアプローチする場所がひとつなくなってしまうというのは本当に、本当に残念なのである。



タイドプールの水槽。こういうのもこの先ブラッシュアップして継続していくべき展示だと思うんだけど、昨今の水族館事情から見るといらない存在だと思われちゃったりしてるのかな…。


それぞれの水槽の上にはテーマとなる環境の実際の写真がある。江奈湾の干潟、三崎の超低温冷蔵庫(新しくなる前のやつ)前の港。三浦にはずいぶん通ったので、なんだか馴染みの光景。


通路をはさんで左側は水槽、右側は博物展示。
初代館長さんの紹介から、相模湾で記録された生き物、記載した学者さん方、剝製や標本などに至るまで。小難しい話なのでみんな水槽に持ってかれているが、今時こういう展示する水族館も珍しいと思うぞ?


ラブカの標本。ずいぶん肉付きが良くてムチムチしている。これ見ると大学で作った標本の個体はひょろひょろだったんだな~と思ってしまう。



オオワニザメの剥製。なんと剱崎沖にて漁獲されたものらしい。
たまたま来ちゃったんだろうけど、相模湾で記録あるのすげえな…。世界的にも珍しいサメだろうに。



昔の名残その1。
表記和名はシロメバルになってるけど、分類は「カサゴ目」。数年前にカサゴ目はなくなり、スズキ目の中に「カサゴ亜目」「カジカ亜目」としてそれぞれ吸収されている。ちなみにシロメバルは現在メバル科。フサカサゴ科だったのもずいぶん前の話だったような…その時はまだただの「メバル」だったし。



砂地の水槽にいたベラ。誰だお前…と思ったけど、バラヒラベラかな?たぶん。
テンスが複数泳いでいる中で1匹だけ異彩を放っていた。各水槽の魚名板には4、5種類くらいしか紹介されていないのでこの子も名前表記なし。展示されてるのはかなり稀だと思う。てか初めて見た。



相模湾にまつわる数字、だそう。
いつの数字かわからないけど1517種類か…自分が見聞きしているフィールドでの確認魚種で約360種くらいなのでまだまだ色々いるんだなあ。もっとも、回遊魚や深海魚なんかは含めてないわけだけども。



メッキンキンがトルネードしてる水槽。
ギンガメアジの他にロウニンアジが2匹とカスミアジが1匹。こじんまりしたスペースでじっくり見比べることができる。ん、なんか右上に目からレーザー撃ちそうなギンガメアジがいるな…。



幻の魚、ねえ…もはや相模湾で最もよく見られるハタと言っても過言ではなくなったクエ。


大水槽とかに入ってると実感しづらいけど、限られたスペースに何匹か入ってると改めてでっかいなあと感じる。うちのもいつかこうなってしまうのか…()



黄色変異のオニオコゼ。オニオコゼ自体相模湾で見たことないんだけど、相模湾産で黄色変異ってんならかなーり貴重では??



どうしても気になっちゃう死滅回遊魚の水槽。「かがくの ちからって すげー!」みたいなセリフ。

しれっと混じっているチャイロヤッコ。いいなああああ!去年とかに採ったやつかな…まだ出会えていない。ヒメスズメダイも入ってた。これも離島以外では見ていない。クログチニザも、あああ…。



カサゴやムラソイが泳ぐ水槽で、1匹だけ雰囲気の違う子。かなりはっきり模様が出ているので、ウッカリカサゴであると思われる。カサゴに混じって水族館にいることはありそうだけど、ウッカリカサゴとして展示されているのを見たことがない。


少し先に進むとカーブを描く通路に沿った水槽のコーナーがある。ここは珊瑚礁の生き物を主に展示している。


一つ目の水槽にいた謎ニザ。こいつらの違いがいまいち記憶に残らない。トゲは白い被膜があるけど、ニセカンランハギじゃな…いや、ニセカンランハギなのか??



お馴染みナンツバことナンヨウツバメウオ。あの赤茶色いヒラヒラもこんなに立派になる。ここまで育てたかったな…(遠い目



昔の名残その2。久々に聞いた「ゴイシウミヘビ」。かつてはゴイシウミヘビとモヨウモンガラドウシという2種類がいたようだが、だいぶ前にモヨウモンガラドウシ1種類にまとめられている。



水槽の向こうで写真を撮ろう!のコーナー。昔俺がまだ幼魚だったとき、ここで写真を撮ったような。もちろん今は一人なのでここで写真を撮る勇気はない…。



近海の魚が好きなので相模湾コーナーだけでかなり長くなってしまったが、ここで一旦前編とする。ドーナツ水槽や生き物のショー関連は後編にて。





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Last updated  2022/02/13 04:25:51 PM
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