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カテゴリ:BL小説
勢いで書いちゃって、上手く言葉に出来なかったなぁと思いつつ考えていたら
ぴこーんっと纏めがでてきました(意味不明・笑) 夜光花先生の「堕ちる花」。 BLでなければ、面白いサスペンス小説だと思うのです 弟の子供ながらの無意識の罪と(解っていないからこその無邪気な欲求)、 それを隠そうとする弟想いの兄 花にまつわる怖ろしい出来事、変わっていく友人たち...隠し事をしている村 ...背景がしっかりした(普通の小説にあるような)サスペンス過ぎて BL要素の必要性が、解らなくなっちゃって。 罪を忘れている弟と、弟の為に思い出させ無い様に自分の元で見守る兄...だったら 普通に面白かったと思います。 愛情表現が薄いのに、抱き合う関係にしなくても...良かったような...。 (いちゃいちゃ場面はいっぱいあるけれど、何か...伝わってこなくて) 兄が弟を想っているにしては、女性関係が派手だったり、色々いい加減だったり 想い合って一途になったとはいっても、女性関係のことを簡単に言うし 優しい言葉は言っていても誠実さが伝わってこなかったり 一番は弟を抱いた後に、 ひとりで兄が逃げたのがさくやにとっては最大のあちゃー!なのですが(笑) 何となく、BLの「兄弟の禁忌の恋愛」が背景と混ざらないままで、不思議な位置にあって。 「兄は弟に執着している」という感じの言葉は何度か出てくるのですが 言葉は出てきても、強さが無くて、さくやには伝わってきませんでした。 だったら兄弟設定にしなくても別に良かったんじゃないのかな...。 それかもっと、ドロドロの「お互いがいなくちゃ生きていけない」を前面に出すとか ↑最初の頃の夜光花先生の作品って、特にそういう感情が強くて好きです いちゃいちゃシーンが無い方が、そのまま楽しめたお話だと思います。 行き過ぎた兄弟愛だとしてもキスの描写くらいが、このお話には合った気がする...。 うーん、サスペンスさとBLを「混ぜて」ドキドキさせてくれるのが 夜光花先生の素敵さだと思うのだけれどな...。 でも、BL要素がないと、どこかで読んだ(ドラマで見た)お話になっちゃうのよね(苦笑) 特に花を燃やす場面とか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.16 23:37:59
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