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テーマ:サッカーあれこれ(19824)
カテゴリ:uefa-cl
さて!今月、おそらくは世界中のサッカーファンが注目したでありましょう、
「クラシコ怒涛の4連戦」!遂にその4戦全てが終わったわけでありますが ・・・やはり、「バルサ強し!」という印象が強かったですねえ・・・ まずはCL準決勝1stレグ、ホームで初戦を戦うレアルが取った手段が・・・ 「この試合、勝たずとも良し」とも取れるような、守備に重きを置いた戦い! これはきっと、ホーム&アウエー2試合を通じて「1試合」とみなした戦い方 を考えていたんでしょうね、普通はまずホームで勝っておかないと!と考える もんですが、そこは「策士」モウリーニョ(笑)。ホームは0-0でよし、2戦目の カンプノウでアウエーゴールを挙げる方が、より重要であると。そんな風にも 感じられる戦い方でありました。そしてそれは「上手くいっていた」と思うの です、おそらく国王杯が自信になったのでしょう、この日もバルサの攻撃は、 なかなか思うように繋がらず。もちろん「守備的」レアルも、これといった チャンスは作れず。そんなフラストレーションが溜まっていたのか?ハーフ タイムに入る前、ベンチ前で両軍がもみ合い、試合に出てないバルサの控え GK、ピントが退場処分になっちゃったりして・・・ 後半に入っても、そんな「ガチンコのぶつかり合い」といった様相の展開が 続き、そして。物議をかもす事になります、問題の場面!後半16分、ペペが ダニエウ・アエベスに「危険な足裏タックル」をお見舞い、一発レッド・・・! ああ、クラシコは、またもレアル側に退場者を出すことに!確かに危険な プレーですし、ペペは以前から「マークされていた」ってのもあるでしょう けども、これがイエローで済んでいたら、どれだけその後の展開が違って いただろうかと・・・これも「たられば」になっちゃいますが。アウベスも、 その後に動画サイトなんかで「ペペの足は当たっていない、あの痛がり方は 演技だ!」とか指摘されちゃったりね(笑)。ともあれ、10人になっちゃった 上にモウリーニョまで退席処分を食らったレアルは、より「守りきる」ことに 重点を置こうとしたものの、やはり続かず。後半31分、アフェライの突破から 飛び込んだメッシが見事なボレー!遂に重苦しい試合の均衡を破る・・・!! この1点でもう勝負アリの感はあったのですが、更に追い討ちをかけるように 終了間際、メッシが猛然とドリブル突破開始、そのまま決めてアウエーゴール 2点目~~!!これは、例えようもなく大きな追加点でした・・・ こうして2-0とバルサが勝利して迎えた2ndレグ。しかし、やはり2週間で クラシコ4試合というのは、さすがに両軍選手に与える負担は大きかったか、 直前の国内リーグで共に敗戦するという事態に(笑)!そりゃ欧州を代表する 2チーム、そのスター軍団とはいえ「人の子」ですからねえ、疲れも溜まり ますわな!2点のビハインドを背負ったレアルは1stレグ退場のペペが出場 停止、セルヒオ・ラモスも累積で出停、あげくモウリーニョも退席処分の 結果ベンチに入れずという、まさに追い詰められた状態!それならもう、 攻めるしかないでしょ?というわけで。これまで「レアルらしくない」と 言われてきた守備重視の戦術から一転、「攻めに行く」体勢に!試合開始 直後からサイドバックのマルセロがバルサゴール近くまで攻め込む気合を 見せますが・・・これはバルサも「想定内」だったようで(笑)。 序盤、攻めにかかるレアルを受け止め、そして前半中ごろから「それじゃ そろそろいきまっせ!」とばかりに攻撃に転じるところはお見事としか 言いようがありません、惜しいシュートを何本か放ちますが、ここは カシージャスが立ちはだかる!1stレグとは打って変わって「攻め合う」 展開に、クラシコ4連戦の最後を飾る名勝負になりそうな予感も感じさせ ましたが・・・ 前半途中から押し込まれていたレアル、先発起用したカカとイグアインが 攻撃に絡めずいつ交代するのか・・・?と思っていたところに、エジルと アデバイヨルがアップを終え交代の用意を!さあ、ここからまた新たな 展開が・・・というその時。この日初めてと言っていい、まさに必殺の スルーパスがイニエスタからペドロへ!ペドロも落ち着いてこれを決め、 バルサがこの試合も先制~~!!・・・これは、序盤「いい感じ」だった レアルにとってどれだけズシリと響いたことか。この後、マルセロが意地の 1点を返し、「まだわからない・・・?」と思わせたものの、そこからの 反撃を食い止めるバルサの守備がまたお見事。また、反撃の狼煙を上げる べく投入されたアデバイヨルが、退場にならなかったのが不思議なくらい ラフプレーの連続では、どうにもこうにも・・・ こうして2ndレグは1-1のドローに終わり。バルサがいよいよ決勝進出~!! 結局クラシコ4連戦は、「1勝1敗2分け」のイーブンという結果になり ましたが、その「差」はやはり大きかったように思います、欧州最強とも 言われるバルサに対抗する手段として、モウリーニョの取った手は有効と 言えるのかも、いえ実際国王杯は手にしているのですから「有効だった」 と言っていいのかもしれませんが。やはり本音を言えば、欧州を代表する 2チームのエキサイティングなゲーム、が見たかったかなあ・・・審判に 試合を壊されたっていう主張はとりあえず置いといて、「この戦い方」で 良かったのか。来季、モウリーニョがレアルをもう一年率いるのならば、 もっと「強いレアル」が見てみたいなあ・・・!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/05/05 01:24:26 AM
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