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テーマ:サッカーあれこれ(19816)
カテゴリ:uefa-cl
さてさて、今季のリーガ・エスパニョ~ラを占うクラシコを経て、今季の
CLもいよいよ決勝進出の2チームが決定する、準決勝2ndレグへ!初戦は いずれも「ホームチーム」がリーガの2強相手に1点差とはいえ勝利して 迎える第二戦、見逃すわけには参りません!! まずはクラシコに破れたバルサがホームにチェルシーを迎える大一番、この 試合を逃せば数日間で2つのタイトルを失ってしまうことになりかねない、 バルサにしたらまさかまさかの緊急事態!しかし、ここに来てようやく何か 立て直して来た感のあるチェルシーも、カンプノウでバルサを0点に押える ことは出来ないだろう、と思われたのですが・・・ 試合は週末のリーグ戦を休み休養タップリなドログバやランパードが先発の チェルシーと、クラシコで今ひとつだったテージョの代わりにクエンカを、 そしてケガ明けのアレクシス・サンチェスを先発させたバルサと、なにか この時点でチェルシーがやや有利か?という雰囲気もさせつつ。しかし開始 10分過ぎにチェルシーのケイヒルが、25分にバルサのダニエウ・アウベスが 負傷により交代するという波乱含みの展開に。そんな中でもやはりバルサが 試合を支配しつつ、迎えた35分。CKから流れたボールをゴール前詰めていた ブスケツが押し込み、バルサ先制!う~~ん、なんであそこまでブスケツが フリーに?というチェルシーDF陣でしたが、これで2試合でのトータルは あっという間にタイになり。そしてその直後、「問題のシーン」が・・・! 先制点を取られたわずか2分後。全くボールと関係ないところで、テリーが サンチェスの背後から膝蹴りをかます!・・・当然判定は一発レッド。同点に 追いつかれてアウエーで一人少なくなったチェルシー、なんとか前半のうち だけでもこのまま凌ぎたいところでしたが。44分、メッシのパスにスルリと 抜け出したイニエスタが冷静に決める!バルサ、遂にトータルで「逆転」!! これで正直、「勝負アリ」かと思ったのです、が・・・! この、カンプノウが歓喜に沸いた瞬間からわずか1分後。カウンターから、 ランパードのパスに反応し抜け出したラミレスが絶妙のループシュート! これが決まって1-2、トータルスコアでは2-2ですがカンプノウでアウエー ゴールを奪った、一人少ないはずのチェルシーがまたあっという間に「一歩 リード」!!これだからほんとに、サッカーは何があるかわからない・・・! こうしてチェルシーが決勝進出への条件を満たしたまま迎えた後半、当然 一人少ないチェルシーは更に守りを意識、しかしどこまで耐えられるか? と注目されたその矢先、後半の4分。ペナルティエリアで、守備に入って いたドログバがセスクを倒しこれがPK!う~~ん、リプレーを見る限りは 非常に際どい判定だったような、というか角度によってはダイブと取れる ような。いずれにせよ、これを決めればまたバルサがリードという場面、 しかしメッシのシュートはなんとバーを直撃!!こんなことがあるのね、 チェルシー戦で未だメッシはノーゴールのまま・・・結果、このPK失敗が 両チームに与えた影響は大きかったのではないでしょうか、チェルシーは よし、これでまたいける!と勇気が湧き、バルサは何か嫌な雰囲気が覆い 始め・・・ この後、ほとんどハーフコートゲームのような形でバルサが攻め続ける ものの、ゴール前に壁を作るチェルシーDFを破れず。時間は虚しく過ぎて いくのみ、逆に終了間際にF.トーレスがロングボールを受け一人旅、GKも かわしてバルサに引導を渡す2点目・・・!準決勝の前にこの結果を予想 出来た方は少なかったのではないでしょうか、「誰がバルサを止めるのか」 と思われた今シーズン、チェルシーがその行く手に立ちふさがるとは・・・! 一人少ないまま後半を凌ぎきったチェルシーもお見事!ではありますけど、 思えば、ビジャの長期離脱による軸となるCFの不在、この日も1点を追う 場面で最後に切ったカードがセイドゥ・ケイタという意外な層の薄さなど、 バルサの問題視されながらも勝利によってねじ伏せてきた幾つかの欠点が この試合で露呈してしまった、ということでしょうか。そしてなんと昨日、 数日間でタイトルを二つ失ったグアルディオラ監督が、辞任を表明・・・! もちろん会長は慰留に努めていますが、ペップの意思は固いという報道が 入って来ております。やはりこの「2連敗」は、ひとつの時代の終わりと いうことなのか、それとも「新たなる時代の幕開け」なのか・・・?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/04/27 06:51:19 PM
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