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営業マンの備忘録

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2012年11月20日
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カテゴリ:ピアノ
2012_11_19_12_02_56.jpg
3年に一度の恒例行事、浜松3次巡礼に行ってきました。
コンテスタントのレベルがいまいちとか、有望なコンテスタントが途中で落とされたとか、まあいつも聴くようなネタではありますが、結果的に二人のお気に入りを見つけて帰ってきました。
本選進出メンバは中村紘子先生の頃とはやや趣が異なり、年齢が上の方々でも音楽が良ければ進めた印象です。
2日間に渡る熱いガチンコバトル、楽しんで参りました(尻が痛い・・・)。
主にはやり取りしていた友達とのチャットからのコピペです。

■第8回浜松国際ピアノコンクール 3次予選 両日ともセンターブロック1列左 1時間半以上並びましたよ・・。
■2012年11月19日(月) 開場12:00 開演12:30 中ホール
12:30~13:40 65 阪田 知樹 日本
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2次までの演奏をWEBで聴いて盛り上がった者としては、意外と退屈。
モツは粒があってこんな演奏もできるのかと思ったけど、中間音域で朗々と歌うことが苦手で奥行きがなく不発に思えたドビュッシー。
アルベニスも情熱的な箇所と高音美はいいのですが他の箇所(弱音パートや歌いこむところ)がいまいち。
挽回に期待した難曲、リストのノルマ。情熱的なところは相変わらずいいのですがアリアを朗々と歌えず、後半はテクニック的に苦戦し楽曲に追いつかず、音も汚くなってしまいました。

13:55~15:05 76 内匠 慧 日本
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2次まで明晰な音に好感を、やや多いミスタッチに不満を持っていました。
3次で組んだ室内楽、漆原さんのVnが別格。
内匠さんは温かくて明晰な音色、ノンペダルの粒だちが最高級。
ヘンデルのノンペダル奏法は、同じ3次で聴いたブレハッチのイタリア協奏曲を思い起こすほどの出来具合。うるっときた。
ババなんとかという曲は大胆な迫力。そしてショパンの即興曲で再びうるっときた。
弱音がホールに広がる美しさ。それを目で追い楽しむ彼の純粋さ、いいねえ。
強音も崩れないし。イスラメイは精度が悪くおまけ。彼いいねえ。

15:20~16:30 11 アシュレイ フリップ イギリス
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肉太のモツで装飾音の精度が悪いかと思いきやバッハでトリルの入れ方がなんか変わってるのかな。
その後寝ちゃいました。
寝起きのバルトーク、リストとも今日の三人のなかでは精度が高く弱音も強音もいいんだけど天使も悪魔もいない感じ。
本選残るなら何とか賞の候補かな。他の人聴いてからで。でもどっちでもいいや。
内匠さんのCD買った。飛ぶように売れてる。

16:45~17:55 56 オシプ ニキフォロフ ロシア
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フィリップは良かったと思いますよ。毒がないから眠くなっちゃって。ロシア人はダイナミックレンジが狭くて奥行きのない演奏でした。
学生の発表会みたいなえいやーって感じ。
でもこれまでの浜コンだと残っちゃうんですよね。こういうタイプ。

19:10~20:20 48 ロマン マルチノフ ロシア
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演奏時間10分残しのメトネル。ふらふらで退場。曲がよくわからない。
熱演しているようだが飛んでこないぐっとこない。見ていて飽きないが音楽は退屈。
場内(2列目のマダムのエコバックの中から)に途中超音波が。彼も不思議そうにしてました。迷惑なこっちゃ。

20:35~21:45 78 アンナ ツィブラエワ ロシア
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あの女性、良かったのかよくわかりません。良くなかったのかもよくわかりません。感情が見えないような演奏で。
なんとなく選曲がイマイチかなあ、でもクライマックスの畳み掛けが良かったです。
あとはミスタッチが多い今日の三次にしてはまともに弾けた方でした。
ラスト数分に興奮し、隣の人に釣られてブラバー叫んじゃいました。

※今日の魂抜けそうなのは内匠さんのヘンデルと即興曲。明日は完全に抜かれたい♪

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■2012年11月20日(火) 開場09:30 開演10:00 中ホール 演奏曲目はこちら
10:00~11:10 61 イリヤ ラシュコフスキー ロシア
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室内楽が今まで最高でウキウキしました♪
ダンテ、右手のパンチがもう一発足りない感じ。中盤も美しいのですがやや冗長かなぁ。
展覧会は中盤までやや凡庸、後半からバーバヤーガあたりで、音出るじゃん!!と。
やはりというか時間はオーバー(^^;
かっこいいから残ってほしいですけどね☆
音楽はそれほどでもないかな。
(10分オーバー)

11:25~12:35 33 キム ジュン 韓国
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ヤバい。震えが止まらない韓国人のロ短調。
惜しむらくはおさーん(29)なことと時間オーバー(^^;
東京でもう一度聴きたい。
ばよりんの漆原さんがあまりに図抜けてるので漆原さん狙いでしたね。デュオみたいでした。
プロコはあくが少なくて3楽章も快速でのめり込めなかったのに、なんだあのロ短調は。
炎の展開部思いだすだけで鳥肌が立つ。
伸びしろという意味だとあまりないでしょうからね。手が震えてうどんが、すくえないw

13:40~14:50 26 實川 風 日本
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やばいほどマズイ實川くん。
自己のワールドに入るものの冗長、弱音も工夫がなく小さいだけで退屈。
暗譜が飛んだのか同じことを何度も弾いているのか、自分が夢を見ているのか・・・。
もういいんじゃないか?なんだか長いなあと思いきや20分オーバー。

15:05~16:15 55 中桐 望 日本
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中桐さん、ちからこぶが必要なスクリャービンやラヴェルはエレガントな演奏で魅せました。音の幅が男性よりもちろん狭いのがどう評価されるかですね。
もっとぐっときてほしかったです。
三楽章やシューベルトが室内温度が高いからかもしくはやや冗長だったか寝てしまいました。
モツは日本女性の繊細さが出ていて楽しかったです。

16:30~17:40 67 佐藤 卓史 日本
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佐藤さんのモツはプロですね。うますぎ。次の曲で再び寝てしまいました。
ロ短調はやはり名演。ヤマハが轟音を響かせました。
ただボルテージmaxの箇所でボルテージをキープしミスしなかったキムに対し、若干のミスタッチとその後ややセーブする箇所もありロ短調勝負ではキムかなあ。
高音美音は凄いものがありました。

17:55~19:05 72 ソ ヒョンミン 韓国
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モツは意識朦朧、楽器の配置を変えたので新鮮。
バルトークがド迫力で凄い奴の予感。まあ知らない曲なので凄いけどふーんみたいな。
シューマンも豪快。美音というよりは明晰で大きな和音。頭が痛くなる二歩手前くらいでしたかね。
悪く言うとパワーピアノが目立ったかなあ。私は好きな方ですが曲がなんだかなあ。美音も聴きたかったです。

フィリップを悩みながらこんな予想を立ててみましたが、結局は上から6人が本選進出。
◎内匠さん
◎キム
○佐藤さん
アンナ
中桐さん
イリヤ
フィリップ

熱い本選バトルに期待です!
もちろん、行きます。





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最終更新日  2012年11月21日 23時38分58秒
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