テーマ:好きなクラシック(2282)
カテゴリ:ピアノ
2013年浜松国際ピアノアカデミー・コンクール 3月16日(土)予選 3月17日(日)本選 【予選】 まだ成長期前の見た目子供ピアニストから青髭が生えた大人ピアニストまで混じってコンクールを受ける。 それが浜アカの醍醐味。 気になった人を記載しますと(良い面で・・悪い面の人はあえて。)。 B-05桑原志織さん 一人目でいきなりこのスカルボ!音のコントロールが素晴らしく心を揺るがしてくれます。 願わくば、あと10%の速度アップを。 B-07太田糸音さん 物凄い緊張した顔で入場。大丈夫か?と思ったのもつかのま、素晴らしい演奏。 リストも良かったのだが若干和音の音の均質さが気になったが、特にメシアンの澄んだ音色が心に残る。 B-11高木薫子さん 贔屓目ではなく流れるようなオンディーヌが素晴らしい。 テーマがちょっと埋没していたかな。 A-01秋元孝介さん 隣の人がとても綺麗なブラームスとほめていた。 A-02ギャレット・ウミさん 参加者・聴衆の一番人気!かわいいったらありゃしない。 演奏も弾きなれているようで素晴らしい。細身なので立ち上がってのffが逆に音のバランスを崩してしまったか。 A-07フィリップ・イワノフ 紘子先生お気に入りと聴いていたが、たくましい音色を奏でるダンテ。でもね、もっとがっつんがっつんいっても良かったのではないか? A-08岩瀬成美さん 友人の学校の生徒さん。とても練習した成果が伺えるラフマニノフ。あとは二の腕の太さがあれば音量に跳ね返るのだろうが(スリムのままでいてほしい気持ちもあり・・)。 以下、所要により4名聴けず。 B-01キム・スヨンさん 上記学校の友人が大絶賛していたクライスレリアーナ。隣の女性は酷評していた・・・。私は聴けなかった。 どちらが正しかったのかは結果を見ればわかる。 (自信もって批評するなら正しいことを言えってんだ) B-02キム・スンファさん 熱演のショパンで好演なのだが、気の強い韓国女性と映ってしまったかも。ちょっと押しすぎ? B-03小竹島紗子さん ここで聴くショスタコ1番は第5回浜コンのサルニコフ以来。思い出してうるっときた。演奏はサルニコフの方が赤旗ソヴィエトの演奏で良かった・・・。 B-04黒木雪音さん きたー!素晴らしい才能。プロコに萌えた。ガチで感動。これで14歳だぜ。 去年の牛田くん竜馬君に隠れて覚えていなかったのだが、昨年のモースト・プロミッシング・アーティスト。 B-05加藤大樹さん これまたきたー!曲はよくわからないバルトークだがこのボルテージ、このインテンポの速度でミスなし完璧。 予選の段階で、お気に入りは黒木さん、加藤さん。次点でウミさん。 余談だがウミさんは英語日本語ぺらぺら。 【本選】 某所に書いたチャットより転載。 フィリップくん24才のリスト、加藤くん22才のプロコが群を抜いてました。深い打鍵のフィリップは緊張したと語ってましたがそう思えない華のある大胆さ。 加藤くんは完璧なテンポと音量コントロール。姿勢が終始乱れずインテンポ気味で好み。聴き手を盛り上げます。 まあ予想通りにならないのが浜アカ(笑) キムさん18才、相当弾き込んでますね。うっとりのショパン。 昨年モストプロミッシングの副賞だった黒木さん14才、伸び盛り。細身から予想できない音を出し、可愛いし演奏も見映えも素晴らしい。 13才太田さんも心が湧くようなベト1。 10代前半の二人は浜アカルールでもっと上位に食い込んで来ると思います。 シューマンのキムさん17才も韓国女性らしい情熱で熱演でした。 上記順番が私の予想。フィリップさんと加藤さんは同時1位を想定していました。 今回は概ね予想通りの結果、実際は以下の通り。 1位 A-11 加藤大樹 2位 B-1 キム・ス ヨン 3位 A-7 フィリップ・イワノフ 4位 B-4 黒木雪音 5位 B-7 太田糸音 6位 A-12 キム・ヘ ジュン モースト・プロミッシング・アーティスト A-2 ウミ・ギャレット B-7 太田糸音 若いって素晴らしい。 応援したくなっちゃう(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年03月17日 22時18分39秒
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